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『亜人』 9巻 ネタバレ感想 フォージ安全ビル戦ついに決着。果敢に戦った黒服達に拍手!

10月7日に発売になりました漫画『亜人』9巻ですが、早速読みました!

いや〜、ハラハラドキドキでアッという間に読み終わってしまいました。

映画『ダイハード』もびっくりの壮絶アクションでしたね。(というか、ビル内での戦闘を見て、ダイハードを連想したの私だけでしょうか?2だったかな。)

アニメ版の2期も放送予定ですし、非常に期待感が高まってきてる本作ですが、ついにフォージ安全ビルでの戦闘に決着がつきましたね。

万全を期して迎えた決戦。一進一退の攻防が続いてきましたが、やはり戦局を一変させたのは佐藤でした。

 ※このあとには、本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評といった類のものではなく、感じたことをそのまま書き出しただけで寄せ集めのようなものです。見に来ていただいた方には、友達に借りた漫画を返す時にあーだこーだ言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

目次

衝撃的な登場をした佐藤の本格参戦

いや〜やっぱり佐藤は強いんですね。

まぁ敵は強くないと面白くないんですけど、あらゆる戦術・戦略をいとも簡単に突破してしまいました。

登場の仕方や雰囲気から「あーこれはやられるパターンだ」と思いましたが、結局ダメでしたね。

たまたま冷凍庫に入ってた手羽先を使用するっていう出来合いのプランだったのに。。。実力差ありすぎです。

ただ、この実力差を示すことによって、佐藤を倒すときのカタルシスが生まれるんだと、ファイアパンチのトガタ的な考え方で優しく見守りたいと思います。笑

『ファイアパンチ』 2巻 感想 トガタのキャラ設定が斬新すぎる件。途中からネタバレあり 

まあ、正直これだけ準備してきたんだから、ちょっとは良いとこ見せてよとは思いました。

黒服は、頑張りましたがもうちょっと活躍するシーンが見たかったです。アニメ編では、期待したいところ。

ただ、セーフルームで勝ち誇っていた社長が瞬殺されたのは、少しスッキリしましたね。あーいうキャラは、死ぬ前の命乞いが見せ場なのに、佐藤が相手じゃまぁしょうがない。笑)

 黒服達との人間模様がいい!

追われていた国家側と組むことで、永井にとっては今回の戦いには、結構味方が多かったですよね。

そのおかげで、色んな人間模様も描かれていました。

亜人は、人間じゃない。当たり前でしょ」というのが、人間側の基本スタンスでした。

ただ、今回は同じ目標を持ったチームとして一緒に戦う仲間がいました。

それぞれがプロ根性を持って戦い抜いたところは、結構じんわりとくるものがありましたよね。

多分この黒服との関わりが、今後の永井の行動に影響あるんじゃないかと思います。
加藤も恨みで動いたのに最後は、秘書を逃しましたしね。

人間達に反発を覚えつつも、やはり突き放しきれない。そんな感情を持った二人がキーになってきそうです。

亜人の謎について

いままで、この漫画の設定に対しては、様々な疑問が投げかけられてました。

毒で殺されたらどうなるの?とか打たれた銃弾が体内に残ってた、再生したときに影響でるんじゃない?みたいた。

実際に、再生するときに体内に何かしらを仕込んで相手を倒すというのは、結構ある気がします。

そういった設定が亜人では不足してるということが指摘されがちでした。

ただ、今回そういった疑問に対して、ちゃんと答えを出してくれましたね。しかも、戦闘の中でその特性を利用するという形で。

設定をストーリーと分けて作品内で説明することがありますが、私は個人的にそのやり方は興ざめしてしまう方です。

なので、ストーリーに上手く混ぜながらやってくれるのは凄く有難いし、違和感もなくて「上手だなぁ」と思いました。

亜人 コミック 1-8巻セット (アフタヌーンKC)

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最後に

佐藤に完敗することで、また振り出しに戻った感のある永井ですが、正直今後どうやって盛り上げていくのか全然想像がつきません。

せっかく戸崎との取引で、組織側で佐藤と戦うことができたわけです。組織側についているからこそ、ダイハード的なドンパチアクションができました。

けど、これからは単なる逃亡者ですもんね。いや、佐藤がどういう行動に出るかによるのかな。まだ、佐藤の目標がなんなのかは、明らかになってないですもんね。

まぁ、あんまり先を予想し過ぎるのも良くないですね。大人しく10巻の発売を待ちましょう。

あっ、アニメも始まるのでそっちもチェックしなきゃですね。