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映画 『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』感想 竹本のその後が気になって寝られなくなるお話【ネタバレ】

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(C)2016 真鍋昌平小学館/映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」製作委員会

 先日『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』を見てきました。

2010年から続いてきた実写化ウシジマくんシリーズですが、ついに完結しましたね。これで、終わっちゃうのかと思うと寂しいです。

part3では結構笑える要素もありましたが、ファイナルではシリアスや独特のエグさなどウシジマくんの世界観をしっかり描いているように感じました。

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原作における「ヤミ金くん」が話の軸になっており、非常に人気の高い章ですよね。私自身一番すきなところです。

鰐戸三兄弟の恐ろしさや凶暴っぷり、貧困ビジネスの悲惨さをかなり極端に描いています。

ウシジマ社長と江崎、竹本の過去にも焦点が当てられていて、人間ドラマも充実した一つのしっかりとしたエンタメになっていたんじゃないでしょうか。

※このあとの記事には、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評といった類のものではなく、感じたことをそのまま書き出しただけの寄せ集めのようなものです。見に来ていただいた方には、友人と映画を見終わった後にあーだこーだ言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

過去に遡ってしっかり描かれる人間ドラマ

ウシジマくんと江崎の関係。ウシジマくんと竹本の関係。

債務者側に焦点が当てられることが多い中で、最後はしっかりウシジマくんを中心とした形でやってくれて、ファンとしてはすごく嬉しかったです。

リトルウシジマの時からやっぱり今のウシジマくんとしてのキャラができあがってたんですね。いつも冷静で口数は多くなく全部行動で示す。中学生の頃から一貫した人間であることが描かれていました。

やっぱ、ウシジマ社長はかっこいいですよね。一生ついて行きたくなる気持ちもわかります。笑

江崎も今の馬鹿っぽさを持ちつつも昔から情にあつい。なんでここまでウシジマくんを慕っているのかも良く分かりました。

「こんな人いる?」っていうくらい荒んだ人間が多く登場するなかで、また「こんな人いる?」っていうくらい昔から聖人のようなめちゃくちゃいいやつの竹本。ちょっと知的障害的な何かなのかなとも思いましたが、お金の計算を瞬時にできたことから頭の回転も速いんですよね。

とことん優しく頭の良いピュアな青年。この世界観の中ではあまりに異質でしたが、絶対に最終回を描くには必要な登場人物だったと思います。

それぞれの生い立ちや個性がしっかり描かれることで、どのシーンも感情移入して見ることができました。

だからこそ、江崎が拉致られて舌を噛み切ろうとするシーンや竹本との別れの時には、ぐっと心にくるものがありましたよね。

お金に関しては、一貫して徹底的に冷淡で妥協することがないウシジマくん。

しかし、ラスト一瞬車を止めて躊躇するシーンはちょっとやばかったです。

めっちゃめちゃ厳しい人たちがふいにみせた優しさのせいだったりするんでしょうね。(年齢ばれるかw)

カメレオン俳優こと山田孝之って本当いい俳優ですよね。現在は、勇者ヨシヒコというコミカルなキャラを演じながら、このシリーズでは厳ついウシジマ社長を見事に演じきっていました。

過去の山田孝之出演作品check

竹本のその後について

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(C)2016 真鍋昌平小学館/映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」製作委員会

この映画を見て改めて思い出したんですが、竹本のその後って気になりませんか?

一応ネットに落ちてないか調べたんですが、残念ながら確かな情報は一切転がっていませんでした。

彼は、あの後ウシジマくんの斡旋により時給5万円の清掃員の仕事をやらされることになります。

普通の人間では、1年で廃人になってしまうような清掃の仕事とは一体なんなんでしょう?

現実的には、そんな仕事ってありませんよね。

原発じゃない?みたいな話がありますが、東電の人は原発で普通に働いてますよね。

あえて、素人を送り込むような場所でもありませんし、放射線を浴びると廃人になるなんてのもよくわかりません。

これは、ないでしょう。

通称マグロ拾い。凄惨な事故現場などで行う清掃業ではないかとも言われています。

しかし、これも鉄道職員が担当することが明らかになってます。

それに、世の中にはグロいものを積極的に見たいと思う人がいるくらいですから、時給5万なんて出るなら人が殺到しますよね。

これも考えづらいです。

ウシジマくんの世界観を考慮して、私が考えるには「ベーリング海での蟹工船の娼夫兼小間使い」とかでは、と思います。

ベーリング海でのカニ漁は、非常に厳しい環境である代わりに、1度船を出すと何億という物凄い利益を出して戻ってくるそうです。

危険さに関しては、7回乗り込んでくる漁師は、レジェンド扱いになるほどだそう。

そんな漁師たちは命がかかっているのでかなりの高級取りです。

船の上で、男色のいかつい漁師たちの相手をさせられる。過酷で自由のない環境でのサービス業。想像もしたくありませんが、あり得るとしたらこれくらいなんですよね。イケメンだからできることでもありますが。

清掃員って感じではありませんが、手続き上は漁師でない以上清掃員という肩書きで乗り込むみたいなことなのかなと。

これなら、30分25,000円で時給5万円も可能かもしれません。

これならウシジマくんの世界観にフィットしている気がします。

あくまで、私の勝手な予想ですが。。。というか、漫画版の最終章で少しでいいから近況描いて欲しいです。これ見てたらお願いします!って見てるはずないか。笑)

もし、こういう仕事なんじゃないかと分かる人がいたら教えてくださいね。

結局、ウシジマくんって良い人?

良い人か悪い人かでいったら、ウシジマくんのやってることは悪いことで間違いないので、悪い人ということになります。

しかし、今回出てきた弁護士のように多重債務者の救済を気取っているけど、単なる功利主義で弱者に寄り添っているわけではない人もいる。

ウシジマくんのように奪う側になって債務者を生かさず殺さず搾取し、本気で変わろうとする人間(ギャンブルくん)に対してだけは、救いを与えるという人もいる。

結局は、善悪二元論的には説明できなくて、そもそも人を二つに分けて判断するということに無理があるということになります。

ありきたりだけど、なんだか忘れがちなことを思い起こさせてくれるファイナルでしたね。

実は、昨日知ったんですが漫画のほうも最終章に入って、終わりが近いようです。もう十年以上前から続いている作品なんですよね。かなり前に読んで忘れている章もあると思うので、時間がある時に読み返してみたいと思います。

まとめ

ウシジマくんシリーズでは、定番の戊亥との駄菓子屋前での姿や悪質な債務者に対する罰ゲームなど、もう見れなくなると思うと寂しい気がしますよね。

あと終わってしまうものにあまり文句を言いたくないですが、やはりエグさという面では原作に比べると少し物足りなさを感じてしまいました。

映像化になるとどうしてもマイルドになってしまうのは、まあしょうがないところはありますが。。。

正直ファイナルとは、言わず今度はR15いや、R18くらいになって帰ってきてほしいものですね。