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『食糧人類』原作はブロガー水谷健吾さんによる小説投稿サイトの作品!漫画では明らかになっていない設定も【ネタバレ】

どうも最近Kindleが手放せない立川あつです!

先日、漫画『食糧人類-Starving Anonymous-』を読んでどっぷり世界観に浸かってしまい、何度も読み返しています。

kracpot.hatenablog.com

皆さんは、この作品には原作小説があるのをご存知でしたか?

私も小説は多少読むのですが、正直聞いたことがありませんでした。

それもそのはずで、この原作小説はエブリスタという小説投稿サイトに掲載されている作品のようです。

読んでみたところ、まだ漫画版では明らかになっていない設定が原作小説では描かれていることがわかりました!

作者は、水谷健吾さんという方です。その方は私と同じでブログもやっているようです。私と一緒にしたら失礼か。。。

ちなみにそのブログがこちら

 

mizutanikengo.blog.jp

タイトルから推察するにおそらくプロを目指して投稿サイトに作品をあげている方のようです。

非常に面白い設定の漫画なので、ホラー系小説のプロの作家さんだと思っていたら、どうやら違ったみたいですね。

いや、連載の原作書いてるということは、もうこのタイトルは実現しているのかもしれません。

ということで、この記事では簡単なあらすじと原作小説の第1話、2話を読んでみた感想を書いていきたいと思います。

このあとには、本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評といった類のものではなく、感じたことをそのまま書き出しただけで寄せ集めのようなものです。見に来ていただいた方には、友達に借りた漫画を返す時にあーだこーだ言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

読む前に知っておきたいこと

あらすじ

いつからか二分された新人類と旧人類。
昆虫に似た異形の新人類の好物は・・・俺たち旧人類だった。
力も文明も数も敵わない。圧倒的絶望の中、旧人類は何を思いどう生き残ろうとするのか。

エブリスタより

登場人物

佐藤

革命家。貧富の差が拡大した世界に疑問を感じて出した答えが、自らが人類の共通の敵になること。結果、敵を目の前にした人類が一つにまとまり平和になると考えていた。しかし突如、新人類に捕らえられてしまう。

武田

残虐な光景を目の当たりにしても動じない飄々とした大学生。大学の専門で人体を解剖するようなものもみたことがあるらしい。武田と同じように捕らえられほぼ同時に目がさめた。

原作小説「食糧人類」を読んだ感想

小説というより文字だけの漫画

小説というのは、漫画好きからするとかなり間伸びしすぎにに感じることがおおいですよね。

「面白い展開はよ!面白いキャラクターはよ!」

と思いながら読んでいるので、読んでつまらないと数ページでパタリなんてこともあります。

ただ、このエブリスタに投稿されている小説というのは、漫画のように面白い設定、引きの強いキャラが読み進めるたびに出てくる感じです。

ただ、情景描写や感情描写に関してはあっさりしているので、普段単行本で小説を読んでいる人は、びっくりするかもしれません。

どちらが良いというわけではないですが、この欠けた部分がいわゆる携帯小説と編集さんがついて出版される本との違いなのかなという印象です。

漫画と話の内容がだいぶ違う

読んでみた第一印象としては、漫画とは登場人物、ストーリー、設定までだいぶ違う作品です。

正直、巨大な虫が出てくることとどこだかわからな場所に閉じ込められているということくらいしか共通点が見つからない感じですね。

それ以外は、漫画とはかなり違う展開た舞台設定が数多くありました。

ただ、原作である以上同じ世界観の中での話だとしたら、まだ漫画の方では明らかになっていない設定である可能性があります。絶対そう。

つまり、この小説のアナザーストーリーが漫画『食糧人類』なのだというこたが分かります。

衝撃的な設定

私は、単行本ごとに読む派なので、連載は追えていません。

なので、以下の内容は連載の方ではすでに明らかになってているかもしれませんので、その点ご了承ください。

その内容とは、巨大な虫は知的生命体(新人類)であるということ。そして、新人類は、世界を内と外に分け外側では虫たちが自由に人間を捕食できる社会の仕組みを作ろうとしているというものです。

とすれば、漫画版はこの世界の後日譚で、すでに人間は虫の家畜として飼育されており、虫に支配されているということになりそうです。

おそろしい話ですね。いや、本当に。

ただ、あくまでこれは可能性ですが。。。

まとめ

原作の方も完結はしていなくて、同時進行で進んでいくようです。

この世界観が、好きな人は両方チェックしながら読むのも良いんじゃないでしょうか?

ちなみに私は両方追いかけるつもりです。

その小説を読みたいという方はこちら。

食糧人類 - エブリスタ - 無料コミック・小説投稿サイト

というか、非常にびっくりしたのですが、ここまで作り手と読み手の距離って近ずいているんですね。

気軽に投稿できるサイトが連載漫画につながるとは。。。水谷さんのようにブログや小説を投稿するというのは、極端な話今日からでもできることですよね。もちろん、簡単なことではありませんが。

皆さんも、何か面白い話が思いついたらエブリスタのような投稿サイトに作品をアップしてみてはいかがでしょうか?