映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』感想 トム・クルーズ無双がカッコ良過ぎる!【ネタバレ】
どうも!毎月5回以上劇場に足を運ぶ立川あつです。
サスペンスアクション『アウトロー』の続編、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が11月11日に公開されたので、早速観てきました!
リー・チャイルド原作のハードボイルド小説「ジャック・リーチャー」シリーズの実写映画化、第2弾の作品です。
監督は、『ラスト サムライ』のエドワード・ズウィックです。
先日のジャパンプレミアで主演・監督の二人が来日されて、たくさんニュースで取り上げられていましたね。
なんとトム・クルーズの来日は、これで22回目だそうです。さすが、日本専用ハリウッドスターですね。言われてないか…。
劇場は、平日だったこともあり、残念ながらやや人は少なめといった感じでした。
ちなみに私は、前作の『アウトロー』は未見です。
前作を見ていた方がピンとくるところもあると思うんですが、基本的には見なくても十分楽しめる内容になっていました。
印象としては「これぞアメリカ映画!」って感じのアクション・バトル・銃撃戦てんこ盛りでホットドッグをいっぱい食べたかのようにお腹いっぱいになる作品でした。笑
トムクルーズを応援している間にあっという間に、結末に辿り着いてしまう疾走感やテンポがあります。
これから見に行く人には、この映画がホットドッグであるというつもりで見に行くことをおすすめしたいです!
※このあとの記事には、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評といった類のものではなく、感じたことをそのまま書き出しただけの寄せ集めのようなものです。見に来ていただいた方には、友人と映画を見終わった後にあーだこーだ言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
トム・クルーズとターナー少佐との相棒アクション
なんといってもこの作品は、トムクルーズが演じるジャック・リーチャーという男の格好良さを見る映画になっていたと思います。
冒頭のシーンなんかは、完璧だったんじゃないでしょうか?
(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
「90秒以内に2つのことが起きる」ってやつですね。予告でも使われていました。
ここで早くも「トム、カッケー!?!?」ってなった人がたくさんいたんじゃないでしょうか?
前作を見ていなかったので「あれっ予知能力かなんか持ってる?」ってミスリードされちゃいました。
「まぁそんな細かいことは、どうだっていいんだよ」って感じでガンガンアクションシーンが入ってきたんで気にならなかったですけどね。
とにかく序盤から飛ばしまくる展開で、何人いようとお構いなし。どんなピンチでもお構いなし。
殴った時の効果音、ボッ!!ボコッ!!グシャ!!!のオンパレードでしたね。
どんなに隠れて尾行されようとも、絶対に見つけて成敗するリーチャー。もし、間違えて一般人だったらどうするんだってヒヤヒヤしたところもありました。
飛行機でも周りの乗客に気づかれずに完全にボコる。いとも簡単に悪役が壊れていく姿には爽快がありましたね。
にしても、殴る時の効果音をこの映画で何回聞いたかわかりません。笑
何かと棒を持ちたがる相棒のターナー少佐。
どんなバトルでも必ず武器となるような棒を身の回りから調達していましたよね。
「棒がない?作ればいいじゃない?」と言わんばかりに手すりを蹴り飛ばし、ぶっ壊してでも手に入れていました。笑
これは、何かの隠喩かと思いましたが考えすぎでしょうか?勘違いっすね。失礼しました。。。
にしても、このテイストの映画でラブシーン的なものがなかったのは、意外でした。普通、ファンサービス?としてなんらかのイチャラブは描くものとばかり思っていましたんですけど…。どうしちゃったんだろう。
その点に関しては、いまだにどこか煮え切らない気持ちです。
古き良き時代の鉄板設定だらけ
これは、正直時代の違う映画だなと私は感じました。
説明できる程詳しいわけじゃないんですが、どっかで確実に見たことのある展開どっさり盛り込んでましたよね。
最近は、やたらと観客をビックリさせるのが良い映画とされることがありますが、そんなの関係なと言わんばかりの90年代的設定の連発!
逃亡しながら真実を追い求める、子供が余計なことをしての居場所発覚、退役軍人というラスボス、教わった技を使ってからのフィニッシュ!
どれもこれも既視感が半端ないです。笑
しかし!
この古き良きを踏襲することで、トムクルーズのカッコ良さを上手に表現できていたんじゃないでしょうか?
なんでも伏線張ればいいってもんじゃないです。「要は、観客を退屈させなきゃいいんでしょ」ってメッセージが伝わってくるかのようでした。
何も考える必要がないし、なんだかむしゃくしゃ気持ちがスッキリしました。
ある意味、マッドマックスを見ているような爽快感がありましたね。ただ、どうせならもっと振り切って欲しかったかなとも思いました。
トムファンには、是非劇場で観て欲しいです!
「泣ける!」って感じではたぶんない
果たして、2人は血の繋がった親子なのか?という核心は明らかにせずに物語は進んでいきました。
(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
ただ、序盤に「後を着けられるのが嫌いだ!」と2人揃って言うシーンがあったので、「多分血が繋がってるのでは?」と思いながら、私は見ていました。
結果、違ったわけですが…
どんな内容でもとにかく家族愛が描かれるアメリカ映画。私は、結構好きです。
今回に至っては、家族じゃないけどそれでも構成は家族映画って感じでしたもんね。
逃走を通して全くの他人だった2人の距離が縮まっていく様子は微笑ましいものがありました。
序盤は3人で一緒にファーストフードを食べようとした時に、バッサリ扉を閉められるところは、めちゃくちゃ面白かったです。
なんかあのシーンもアメリカンジョークっぽいですよね。
そして最後、2人の血が繋がっていないことが分かって別れるシーン。
泣かせにかかってたのかなと思いましたが、正直私は泣ける程感情移入はできてなかったです…。というか、みなさんは、泣けましたか?最後。笑
「あれ?そんな映画だったっけ?」という違和感。
だったら、もっと2人の人間ドラマ的なものがなきゃ流石に泣けないですよね。
もともと、ジャック・リーチャーはヒッチハイクでふらふらしてるのが当たり前みたいな感じで、一人になってかわいそうとも思いませんでしたしね。笑
酷評過ぎるレビュー
Yahoo!のページでレビューを確認していたのですが、その評価が前代未聞で低かったです。笑
現時点では、1.9(五段階評価)くらい。
中々の酷評ですよね。こんな低い数字見たことがないです。笑
多分原因の一つは、前作がそこそこ評価が高かったようなので、その分期待感が高かったということがあると思います。
この映画は原作があって、主人公のキャラクターがハードボイルドでどこかズレた感じが面白いところだそうです。
そのキャラがブレるような家族愛要素が入ってきてたので、楽しめなかったという人もいました。
私自身は、全然期待値も高くなかったですし、キャラへの思い入れもなかったので終始楽しんでみることができまし。
ただ、1800円の価値があるかというと、よっぽどトムクルーズのファンとかでないなら厳しいかなという印象もあります。
悩んでる人なら、レンタルまで待ってもいいかもしれませんよ!
まとめ
(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
結果!
やっぱトムク・ルーズカッコ良すぎでしたね!
ファンの為に作られた映画といって過言ではないでしょう。というか、完全にファンに向けて作られたものですね。笑
ジャパンプレミアで、生で見られた人が羨ましいです。
どうやら前作の『アウトロー』の方が評判が良いみたいなので、今回の世界観や前作を見ていない人はチェックしてみるのもいいかもです。
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トムクルーズファンなら、必見ですね。
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私は、定額サービスのTSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TVでチェックしてみようと思います!
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アクションは、やっぱり高画質・大画面じゃないと!ってことで私は早速宅配DVDレンタルしました!