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ネタバレ感想『ヒメノスピア(2)』対国家権力との戦いの結果は?このスケール感は結構好き嫌いあるかも(笑)

ヒメノスピア 2(ヒーローズコミックス)

あらすじ

女王である姫乃を捕獲するために突如として急襲してくる警察特殊部隊。一切の躊躇なく兵隊である取り巻きを殺戮していく。その様子を知り、投降することを考える姫乃であったが、仲間の聖によるキスを使った説得を受け逃げることを決意する。

事前に調査していたダストボックスを使いなんとか脱出を試みるが公安の大貫はその動きを読んで待ち構えていた。絶対絶命であるかのように思えたその瞬間、以前ヒメノスピアで仲間にした研究員原口が車で黒田に突っ込みなんとか逃げおおせる。

しかし、逃げ出したその先で姫乃が学校にてテロ行為に及んだニュースが飛び込んでくる。さらに、母までも連行されたことを知り取り戻そうとするも原口と聖の2人は罠であることを見抜き止めようとする。姫乃は一旦納得する素振りをみせたが、母を取り戻すため1人で東京に戻る決意をするのだが…。

2巻のネタバレまとめ


仲間の2人を振り切り東京の警視庁に一人で現れる姫乃。

投降して母を開放するよう公安の黒田と交渉しようとするが、黒田は蜂絡みで家族を殺された恨みを持っていることを知る。

母はそもそも既に死亡しており、連行されたのは特殊メイクで似せたダミーであった。

残りの兵隊の居場所を突き止めるため、黒田は姫乃の電話したいという要求を受け入れる。

しかし、姫乃のテロとされていたものが捏造で、警察の蜂捕獲計画の為の虐殺であったことがリークされる。

姫乃は事前にメディア関係者とと共に警察内部にまで兵隊を作っていた。

警視総監から無罪放免にするよう命令が出るが家族の恨みから黒田は拳銃で殺害を試みる。

しかし、姫乃のスピアの前ではなす術なく返り討ちにあってしまう。

開放された姫乃はメディアの取材に対して、警察に対する追及をする代わりに新たな国を作ることを宣言することに…。

 

感想

 学校に作り上げたヒメノスピアでしたが、あっという間にその楽園は崩壊してしまいます。学校を警察が急襲してくるなんていうかなり現実離れした展開ですが、画力が高いのがなんとか助けになってもっている感じがします。これで画力が低ければ単なる荒唐無稽になってそっとじしてしまうかも。

話がイジメられっ子であるヒメノ対イジメっ子という関係性から、一気学校の生徒対警察に飛躍してしまう当たりもなかなかの飛躍で、ついていくのがやっとでした。

無防備に警察に乗りこんでいく当たりから裏を書く戦術は、ヒメノのキャラからは想像つかず意表を付かれましたが。対峙する公安の黒田が持つ過去はありがちなとって付けたようなエピソードであまりカタルシスは感じませんでしたね。

ラストで姫乃が国の設立を宣言しますが、このどんどん話が大きくなっていく展開は『ハカイジュウ』を連想させられます(笑)結構とんでもですがB級を追及していく路線の瞬発力はそれはそれでなかなか面白いものがありますよね。次巻ではついに国を乗っ取り、国家間の対立でも始まるんでしょうかね。ここまで来たら逆にどんどん突き抜けて行くところがみたいものです。

 

ヒメノスピア 2(ヒーローズコミックス)

ヒメノスピア 2(ヒーローズコミックス)