ネタバレ感想『ドクムシ the ruins hotel』壮絶ホラー再び!今度は廃ホテルでのコドク!
100万部突破の大人気漫画『ドクムシ』の続編『ドクムシ the ruins hotel』の作品情報、あらすじ、ネタバレ、感想書いてみました。
作品情報(試し読みあり)
『ドクムシ the ruins hotel』は、“蠱毒(コドク)”という伝承をなぞって繰り広げられるデスゲーム小説『ドクムシ』の続編ホラー作品。
『ドクムシ』は合田蛍冬によって漫画化され、100万部を突破する大人気作品となる。特に、ラストの衝撃的かつ凄惨な結末には背筋が凍ったという人が続出。
2016年には、村井良大と武田梨奈のダブル主演で実写映画化。R15指定で子供には見せられないエグいシーン満載の映画となっている。
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あらすじ
7人が殺し合い死肉を食べて生き残るという凄惨な事件・コドクから7年…。ネットで知り合ったオカルトサークルの6人は、廃業となったラブホテルへと向かう。そこでコドクの再現をするためだ。アニエス、ミチカ、二卵性双生児のリンとレイは元からのサークル仲間であり、そして今回から新たにブイとエミが加わることになった。ラブホテルへと到着し、厳重に管理された屋内に入るところで、偶然居合わせた同じくオカルト好きの二人組エイジとカツヤが加わる。
結果、この八人で2泊3日のコドクの再現を行うことになる。初日の夜、怪談話に話を咲かせ盛り上がる一同であったが、カツヤがエミにちょっかいをかけるなど、粗暴な1面が見え始める。そんなカツヤをエイジは部屋へと引きずり、「目立つことはするな」と一喝。というのも、この最後に加わった二人組はこのホテルに女性を監禁し陵辱していたからだ。
一夜明け翌日になると、エミが現れないことに気付く。部屋を訪れ中を確認すると、そこには全裸にされた上で天井から紐で吊るされ、乳首には釘を打ち付けられたエミの姿があった…。
ネタバレ
エミは傷を負ったものの生きており、前日カツヤに暴力を示唆する発言があったことを打ち明ける
リーダーのアニエスは合宿の中止を決めるが、ドアには新たに2つの鍵が結び付けられ脱出が不可能に
鍵の犯人をカツヤ・エイジと断定し部屋から鍵を回収しようとするも、中からは監禁された女性が出てくる
監禁がバレたエイジは暴力にものを言わせ、サークルのメンバーに次々と卑劣な命令をだす
レイにはリンを殴るように、アニエスにはエミをレイプするように、さらに夜にはメンバーの部屋を分け相談ができないようする
被害者であるミチカは、いよいよ状況がコドクと化してきたことを楽しんでいた
レイジはなんとか事態を収束させる為に、7年前のコドク事件を利用しエミを殺害し死肉をサークルメンバーに食わせ口止めする画策を企てる
しかし、その前に酒に睡眠薬が混入されレイジは何者かに裸で拘束されてしまう
その間飲み物も捨てられ逃げ場を失うとともに生きるのに必要な水まで失われることに…
感想
前作を読んでいたので、気になってついコンビニで手に取ってしまった本作。前作は、完全にB級ホラーといった感じでした。B級といっても凄惨なグロシーンやテンポの良い展開で非常にスラスラ読めてしまう漫画で、良さげなB級作品といった具合。
今回は、それから7年が経ってオカルトサークルがそれを遊びとして再現するといった内容です。正直前作から考えるとまだ序盤も序盤で、全然醍醐味が発揮されていない感じかなと。エイジ・カツヤの監禁陵辱には驚かされましたが、これはコドクとは無関係ですし。意図せずどんどんコドクにはまっていってしまう状況のミステリーを楽しむといった趣でしょうかね。
現段階では、誰がいったいどういう意図で遊びのコドクを本気のコドクへと堕としていこうとしているのかは全く予想がつきません。7年前の呪いで生き残り降臨もありうるし、エミが襲われているのに軽傷で済んでるのも怪しいですよね。監禁されていた女がってのも全然ありうる線です。一見、良い人のリーダーアニエスが実はってのもありがちな展開。
さてはて、まだ全体の概要も明らかになっていませんが、第2巻の発売は2018年8月だぞうです。なが!(笑)
ドクムシ the ruins hotel : 1 (アクションコミックス)
- 作者: 恵那,八頭道尾
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2018/03/22
- メディア: Kindle版
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