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劇場版『コードギアス 反逆のルルーシュ I 興道』感想/単なる総集編ではない!全編アフレコ、新規カットも豊富で大満足の出来栄え

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✔劇場版『コードギアス 反逆のルルーシュ I 興道』を観てきた感想を書いています

✔目次前はネタバレなし、目次以降はネタバレありです

さてー!

ファンにはたまらないコードギアスの総集編がいよいよ始まっちゃいましたね。私は、学生時代にこの作品を結構リピートして観ていたので、公開前から大分期待していました。

結果から言っちゃうと、十分そのハードルを超えてくる出来栄えでしたね。

「控えめに言って最高!」ってやつ。若干思い出補正もかかってるでしょうけど、間違いなくそれ。

まず、総集編という形ですけど、当然劇場で観れるっていう有り難みがあります。大きい画面にクリアな音響。家のテレビで見るのとは全然違う迫力があります。

そして何より、重要な場面でセリフの言い回しがテレビ版とは違ったり、視点が違ったりで結構別物として観られる新鮮さもありました。特にセリフに関しては全編取り直しということもあり、熱心なファンならかなり違いを実感できるレベルです。

声優さんのことはあまり詳しくありませんが、入場特典CDなんかがあることを考えると声優目的で鑑賞にくる人もたくさんいるんでしょうね。実際、コードギアスの出演者漏れなくイケボですし(笑)観客も2割くらいは女性だったと思います。

ただ、やっぱり劇場を出る時の声としては、期待してたシーンがカットされている嘆きはちょこちょこ聞かれましたね。

皆さんはどうでしたか?

以下ではネタバレありの感想を書き散らしていきたいと思います。

感想(ネタバレあり)

プロローグからのオープニング曲colorがやっぱり良い

初見の人にも分かりやすくプロローグが挿入されてスタートしましたが、いきなりビックリさせられました。

「総集編というよりリメイクか?」と

自分の記憶には皇族の幼少期の姿は記憶に無かったので。単に声を入れ替えるだけじゃなく、リメイク感の強い映画になっているのがファンとしては嬉しかったです。

そして、そこからテレビシリーズのようにオープニングでcolorが流れる。懐かしさで若干泣きそうになるレベルでした。あれから10年くらい経ってるんですっけ。時の流れは残酷ですね(笑)

けど、何度聞いても良い曲。胸熱です!

厨二心が刺激されまくる

「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」といった言い回しに植民地と化した日本とレジスタンス。騎士や皇族といった設定。徹底的に厨二心を刺激してくるテーマの数々が組み込まれているアニメなので、正直今見ると若干の気恥ずかしさがありますがそれでもやっぱり面白い!

セリフもかなり舞台調というか日常生活ならかなり違和感がある喋り方なんですけど、この世界観ならぴったりくるんですよね。

映画ではルルーシュ視点だったせいかややルルーシュが正義的な印象で描かれていますが、善悪二元論では説明できない正しさのあり方の衝突というのもこのアニメがきっかけで意識するようになった気がします。

この何か示唆的なストーリーもやっぱり厨二心をビシビシと刺激してくる!最高です!

伝説のシャルルスピーチも健在

個人的な名シーンの1つがクロヴィスの死の後のスピーチなんですけど、劇場版でもきっちりやってくれましたね。当時はニコニコ動画にオマージュ的な動画も上げられていて笑わせてもらった記憶があります。

「不平等は悪ではない、平等こそが悪なのだ!」

内容に共感するかどうかは別にして、現実に置き換えても世界の本質を捉えているような言葉の数々。まさに名スピーチでした。核心的な部分は変えずに若干改変されていたと思います。詳しくは思い出せないんてすけど(笑)

 リフレインのエピソードがカットだと・・・

少し残念だったのがカレンがメインのリフレインのエピソードがカットされていたこと。リフレインの中毒になってしまった母親を見捨てることができず葛藤するシーンは、テレビシリーズを見ていた頃恥ずかしながら泣いてしまいました。

そこがカットされてしまっていたわけですが、これはある程度仕方ないかなと思うところです。タイトル『興道』からも分かる通りルルーシュの歩みに焦点を絞った総集編なんでしょう。かなりの山場であるシャーリーの父親の死からの件もばっさりでしたしね。あと、学園ものとしても楽しめる文化祭回もカット。

結構楽しみにしてた人も、多かったんじゃないかと思うんですけどね。ただ、今回映画から入ってコードギアスが好きになった人にとっては楽しみがまだたくさん残されてるということでもありますよね。

まだ、テレビシリーズを観ていないという人は、東堂救出作戦までの回を復習してみるのもいいかもしれません。

見終わった人と語りたいポイント

劇場版でのルルーシュのラストは果たして?

今回は思わず劇場でパンフレットを購入してしまったのですが、その中でルルーシュを演じる声優の方が、「新しく撮り直すことがわかる、全然違う作品になっている」と言及されています。これは、新カットが入ることを言っているのだと思います。あるいは、たくさん劇場に呼び込む為にちょっと大げさに言っている可能性もあるでしょうか。

ただ、ここまで言わしめるのであれば一ファンとして期待してしまうのが、ラストはどうなるのかですよね。三部作なのでラストはまだまだ先のことですが、ネットでも物議を巻き起こした「ルールーシュに関する仮説を裏付けるような新カットが入るのでは?」と私は考えています。

みなさんはどう思いますか?

 最後に

アニメ総集編って聞くとファンの為だけの集金映画と言われてしまう事も多い昨今ですけど、これを見る限りではファンはもちろん新規の人も取り込む為に作られている印象でした。

どうしても駆け足にはなってしまいますが、ルルーシュを基点とした重要なポイントは外さずあらゆる人に楽しんでもらえる構成になっていたと思います。

見たかったカレン視点やシャーリー視点のエピソードはDVDか動画サービスを復習して次の公開に備えようかと思います!