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劇場版『ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- 』感想/SAOのオールスター共演!ストーリーを追うだけの映画の時代は終わっていた件

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人気テレビアニメの劇場版『ソードアートオンライン/SAO -オーディナルスケール- 』の感想/レビューになります。全世界シリーズ累計1900万部発行の大ヒット小説を、原作者・川原礫が自ら書き下ろした完全新作ストーリーで映画化した作品です。

2017年2月18日(土)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2016年(日本) / 配給:アニプレックス

さてー!

ARへの期待感がハンパない、立川あつです。

私は、テレビアニメのシリーズをかなりガッツリ見ていたので、めちゃくちゃ楽しみにしていた作品です。

といっても、好きなのはアインクラッド編だけで1期のそれ以降は1回しか見てないし、2期に至っては第4話くらいまでしか観ていない始末です。

スカルリーパーとのバトルのとこが特に好きなんですよ。あの、仲間が一撃で死んでいく絶望感。。。最高です。かといってそのあとのラストは、イマイチ響かなかったんですけどw

かなり熱いファンも多い作品なので、そんな状態で観に行ってしまってすいませんということだけは、一応謝っておきたいと思います。

といった感じ保険もはったところで、劇場の話に。

まず、やばかったですね。何がやばいってレイトショーにも関わらず完全に満席でしたよ!

初日だからということもあると思いますが、さすがに夜遅くの回まで満席にしちゃうあたり原作人気の高さがひしひし伝わってきてきました。

そして、やや暑い。笑

今日は、比較的2月にしては暖かい日だったといえ空調に気を使っているはずの映画館が、暑かったんですよ。

SAOファンはやや体温が高いらしいということを肌で感じましたね。うん。

そして、映画の内容自体も実際かなりあついものでした。

東京の至るところで始まるARを利用したバトルシーン、ARアイドル・ユナの歌声、オーディナル・スケールというゲームに隠された陰謀、そしてファン感涙間違い無しのオールスター共演。

特に、バトルを鼓舞するようにはじまるユナの歌は、本当に胸熱でしたよね!!!

これは、サウンドトラック購入案件。劇場を出た瞬間に、アマゾンでポチっちゃいました。

とにかく、きっちりファンの期待に応えてくれるような作品になっていたと私は感じました。ファンなら絶対劇場に足を運ぶべきですよ!

後半に、映画を見たひと語りたい「気になったポイント」をまとめていますので、暇な方は是非意見を聞かせてくださいね。

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことを書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

ハイライト

革新的マシン「ナーヴギア」の開発から4年。VR(仮想空間)世界へのダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端ウェアラブル・マルチデバイス「オーグマー」が発売された。オーグマー専用ゲーム“オーディナル・スケール(以下OS)“は人気を集め、帰還者学校の生徒には無料で配布されるこのデバイスアスナたちは夢中になっていた。しかし、VRへの思い入れが強いキリトはあまり乗り気ではなかった。

ある日、OS内でのバトルにアインクラッドの階層ボスが出現するという噂を聞きつけた二人はバイクで現場に駆けつける。AR(拡張現実)アイドルとして人気を博す《歌姫》ユナが歌う中、アスナは、OS内で高い《ランク》を誇っている謎の青年エイジと共に第10層ボスを撃破する。代々木など次々と開催されるイベントに出現するアインクラッドのボス。そこに参加する風林火山のメンバーは、次々とエイジに襲撃されてしまう。

クラインと連絡がとれなくなったことを不審に感じたキリトは、ユイと共に調査に乗り出す。途中、謎のフードを被ったAR幽霊を目撃するトラブルはあったものの、ユイのデータから次の階層ボス出現場所を特定することに成功する。リズ、シリカと共に攻略に向かうアスナであったが、なぜかそこには法則を無視した第91層ボスが出現する。アスナは、シリカを守って攻撃をうけるが、その際アインクラッドでの恐怖体験がフラッシュバックしSAOでの思い出をすべて失ってしまう。

一連のアインクラッド階層ボスの出現はSAOサバイバーの記憶を奪うことだと気付いたキリト。何度かキリトの前に現れていた幽霊の指差す方向がオーグマーを開発した大学であることを突き止め、記憶喪失との関連を追求する。確信は得られなかったものの教授の娘は、SAOの犠牲者・悠那であることが判明する。

良い思い出ばかりではなかったと語るクラインの言葉に揺れるキリト。しかし、SAO時代に天体観測をして指輪を渡すという二人の約束を叶えるために、アスナの記憶を取り戻すことを決意する。AR幽霊のアドバイスもあり、キリトはなりふり構わず一人でボス攻略に奔走し急激にランクを上げていく。

そんな中、帰還者学校に通う生徒が無料招待されているユナのライブイベントが始まる。そこで、決着をつけるべくキリトはエイジと対峙し激しいバトルを展開。アシストデバイスを使っていることを見抜いたキリトは、それを引きちぎり勝利かというところで教授の謀略を聞かされる。一方、会場ではユナの歌が終わると共にアインクラッド上層部の強敵が出現し始めていた。

SAOサバイバーが記憶を奪われるのは、犠牲となった娘・悠那をARを利用して蘇らせるためであった。オーグマーが帰還者学校に無料配布されていたのも、ユナのライブに招待されていたのもすべては、ライブ会場にいるSAOサバイバー達の記憶をスキャンするため。その際、脳にダメージを与え死に至らしめる可能性があるが、それを知らないライブ参加者は何も知らないまま次々とバトルへと参戦していく。。。

ネタバレ感想

ストーリーを追うだけの映画の時代は終わっていた件

映画はストーリーを追いかけるものだという時代があったのか定かではありませんが、この作品を期に音楽にもしっかり興味をもって見ようと決意しました。

ARアイドルというおそらく、日本にしか生まれないであろう最先端の存在。正直、普段からあまり音楽を聞かないので全くノーマークでした。

映画では、BGMが多様されるというのは当たり前で、音楽が強調されるものも数多くありますよね。ただ、ちょっとメタ的に観ると「もし自分がストーリーの中にいれば音楽かかってるわけないしな」とか、冷めた目で見てしまうこともあったわけですよ。

ただ、この設定ならその場に自分がいたとしても、音楽が流れてるわけですからね。冷めようがないです。

この点だけでも、結構斬新でした。

そしてしょっぱなから、第10層ボスとのバトルシーンでのユナの歌声に、戦闘意欲をかきたてられてしまう私。

恥ずかしながらアラサーでやや年齢層的に浮いているのにも関わらず、かなり熱くなって完全に前衛に立っている気になる私。笑

「職業は、気持ち的にタンクやってます!」と叫びたくなる衝動を抑えつつ、音楽の作り出す映像への没入感に浸っておりました。

冒頭の十数分間のこの展開で私は、完全に入っちゃってましたね。ストーリーに。そして、ファンになっちゃってましたね。ユナちゃんに。

きっちり、劇場の中でドームコンサートまでやってくれるんだから、ファンになる甲斐があるってものです。

シリカちゃんがカバーしていたアイドルアイドルしていた曲も良いですが、私はやっぱ戦闘中に流れる「longing」という曲が気になっています。

いやー!早く届かないかな。佐川がんばれ!

アインクラッド編の余白を埋めてくれるのがありがたい

面白いんだけど、いかんせん余白の多いアインクラッド編。他の階層ボスにはどんなキャラがいたのかとか、主要メンバーじゃない人たちのストーリーも気になるところでした。

この映画では、ストーリーはあくまでアインクラッドの延長にあるような作りで、テレビアニメでは出てこなかったボスキャラが多数出現してくれましたね。ただ、最初の侍以外はあんまりカッコ良いキャラいなかったなぁ。

さらに、積極的に戦うことができなかったエイジ、好きな歌を披露して周りを元気づけながらも圏外へでて死んでしまった裕那が新しく登場しました。

当然、戦えなかった人たちもいたし、戦おうとして散っていったひともいるといことがしっかり描かれていました。

この意味ってすごく大きいなと私は感じました。

というのもSAOって、もはや「俺TUEEEEE!!!」の代名詞的な作品になってしまってるじゃないですか。笑

それはそれで悪いところだとは言いませんが、それでもやっぱどっかでバランスをとらないとくどくなっちゃうんですよね。

そういった意味で、相対的にテレビアニメ版の完成度高めるような作品にもなっていました。

今回の映画でもまだまだ余白だらけで、できれば全部の階層のエピソードを知りたい!という気もするんですけど、それだと逆に作品としての完成度は落ちるんでしょうね。

おそらく、余白が残ってるくらいの方が色々想像できるし、ひとの数だけエピソードが残されてるんだという期待感のようなものがある方が楽しみがなくならなくて、良さそうです。

オーグマーに隠された陰謀も嫌いじゃない

バトルや音楽などいろいろ注目ポイントがあって、おそらく陰謀の部分について語るひとは少ないのかなと思っています。

SNSなんかを見てもあまり触れられていないですね。

けど、私は唯一うるっときたのがこの陰謀が明らかになるところでした。

正直、印象ではあまり血が通っているようには見えない教授ですよね。

コネを使って手に入れてプレゼントしたVRマシン。娘によく思われたいという愚かさによって、殺してしまった自分を責める姿はなかなかぐっとくるものがありました。

主人公やヒロインではなく、こういった親心みたいなところに感動してしまうのは、年のせいでしょうか?笑

けど、実際責められないんですよね。子を愛する親の気持ちなので。良いか悪いかでいったら悪いに決まってるし、なんなら極悪なわけですが責めることはできず、ただただ悲しくなってしまうという。。。

私は、泣けた分だけ追加料金を払っても良いと思うくらい、泣けるシーンが好きです。なので、この隠された陰謀。個人的には好きでした。

効果音が全然SAOじゃない!

音楽とは全然違うんですが、効果音についても触れておきたい。これは、かなり重要なポイントだと思ったので。

SAOでは、やっぱりゲームであってゲームでしかないので、当然効果音はゲーム用のものなんですよね。

ソードスキルを貯めるキュイーンという心地よい音は、アインクラッド編では何度となく聞きました。

ただ、それがARの世界であるせいか効果音が作られたデジタル音ではなく、かなりリアルに寄せられていたように感じました。

鉄と鉄がぶつかりある音。爆発音。VRでの音とは明確に違う形で作られたものでしたよね。

まあ、それだけなんですけどこれが、二次元アニメなのに妙な現実感を体験出来る理由の一つなのかなとも感じました。

映画を観終わった人と語りたくなる気になったポイント

キリトはなんでアスナの親に会いたくない?

アスナおっぱい枕…イチャラブシーンは、ひとつの見どころでしたよね。アインクラッドでの約束。リアルで流星を見るときに指輪をプレゼントするという事は、現実的にはプロポーズに近いものを意味していると思います。

ただ、いかんせん解せないのが親に会うということになると渋るキリトの態度。正直、若干の不快感を持ってみてしまっていました。

結婚まで考えているという二人なら、親に会うのは当然なわけで「なにお茶を濁すような言い方してんだ」と思ったのは私だけでしょうか?みなさんはどう感じましたか?

第100層ボスは明らかにチート設定だった?

この映画でのクライマックスはなんと言ってもラスボスとのバトルですが、若干気になったのがチート的な強さ。中でも、ヒールはSAOのスキルだけでは攻略できない設定だったように思います。

シノン達がいなかったら、SAOには確か飛び道具がないので撃ち落とすことができないですよね。

SAO参加者だけでは、攻略できないはずのボスキャラが登場したのは「アニメシリーズとの一貫性がないんじゃ。」と気になりませんでしたか?

  • 映画を盛り上げる為のご都合主義
  • ゲーム製作者のカヤバは、自分が代わりを務めるつもりだったから攻略できないチート設定にしていた
  • そもそも、アインクラッドは攻略不可能なゲームだった

いろんな可能性がありますが、個人的には2番目だったと信じたいです。笑

ラスト/エンドロール後の次回作の示唆に関して

エンドロール後、SAO will returnで幕を閉じる。これは、次回作の告知と考えて良いものと思われます。

思われますというか、思いたい。切実に。笑

教授はどこか地下研究所のような場所に連れて行かれ「ラース?(覚えてないw)」という、なんらかのシステムの運用を任されることにったようです。

カヤバアキヒコを生んだゼミの教授ですからね。ラスボス感が半端ないです。ただ、まだ映画になるのかテレビアニメになるのかは、確定してなさそうです。

もし、続編ができるとしたら、みなさんはテレビアニメが良いですか?劇場版が良いですか?

個人的には劇場版ですが、やっぱテレビアニメの方が長期的に楽しめるし、そっちを期待している人が多いし現実的なような気がします。

※解釈は、人それぞれなので色んな意見を聞きたいです。「自分は、こう思う!」で構いませんのでコメント残していってもらえると有難いです。もちろん、ここで挙げられているポイント以外にも気になったところがあれば教えてください!

まとめ

最近は本当に劇場体験向きの映画が増えてきたなと思います。

この作品ももちろんそうで、とくに音響が映画館の設備で聞くのか家のテレビのスピーカーで聞くのかで全然違う印象の作品になるかもしれません。

是非、劇場に足を運んでみてください!

本来、最後のオールスター共演のところが一番の盛り上がりなんですが、そこはあえて書きませんでした。

というのも、レビューサイトでみるとサプライズ登場するキャラがいるみたいなのですが、2期の途中までしかみていない私には認識できなかったからです。笑

一旦、テレビシリーズを全部見返して、その上でもう一回劇場に行くつもりです!そのうえで、クラマックスは追記しようと思います。

もう一度「ソードアート・オンライン」を復習しよう

映画化に合わせて、電撃stationにて前編ソードアートオンラインの特集をやっているみたいです。一期二期通じてのバトル特集から映画の情報、様々なコレクターズアイテムまでついて1000円程度なのでお買い得なのではないでしょうか。劇場版の予習、復習に是非!