漫画『デデデデ』5巻 感想 おんたんの初恋。そして人類滅亡の真相が明らかに。【ネタバレあり】
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』5巻が9月30日に発売されました。
相変わらず長いタイトルですよね。ネットで感想を調べていて、略称が『デデデデ』であることを最近知りました。
これからは、『デデデデ』で!
表紙は、凛ですがあまり本編には出てきてなかったですね。笑
その代わりにみんな大好きおんたんは、大活躍?でした。この点に関しては、賛否両論ありそうです。
世界の滅亡がすでに示唆されていますが、この5巻でついにその原因が一体なんなのか明らかになりました。
現実世界の政治活動もしばしば形を変えて描かれていますが、特定の活動を暗に支持するようなとのではないように感じます。
なので政治的なポリシーに関係なく、全然フラットな気持ちで読むことができました。
ただ、せっかく大学編から登場した新キャラがいるのに、あまり登場してないのが少し残念でしたね。
黒騎士はでてくれて嬉しかった。笑
新キャラを交えた展開もあるはずなので、まだまだ続くっていうことなのかな?
そうだと嬉しいですね。
※このあとには、本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評といった類のものではなく、感じたことをそのまま書き出しただけで寄せ集めのようなものです。見に来ていただいた方には、友達に借りた漫画を返す時にあーだこーだ言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
世界滅亡のシナリオが明らかに
あの癒し系侵略者との戦いで、どうやって地球が滅亡するんだと正直もやもやしてました。
やっと、そのシナリオが明らかになりましたね。
母船内のエネルギーが暴走することが原因のようです。これは現実世界でいうところの原発を示唆してるんでしょうね。
そんなとんでもないエネルギーを操りながらそれを武器に転用できない宇宙人萌えです。笑)おまけに、タケコプター的なものまで作れるのに。
この漫画の世界観では、人間が強すぎるのであって侵略者サイドは決して弱い訳ではないということも言われています。
一般的なSFでは、圧倒的な科学力と武力を持っているのは、侵略者側であることがほとんどなので、全く真逆をいきましたね。
政治的な都合の為に弱い侵略者を仮想敵と見なして、一方的に攻撃してきたつけが回ってきた形です。
さて、ゴールが決まってしまったのでこっからは、どうなるんですしょうか。
呑気なほのぼの系日常が続いてほしいけど
人類滅亡が迫る逼迫した状況とおんたんや門出たちのほのぼのとしたラブコメ的な日常が相変わらず対比して描かれています。
門出は先生とおんたんは侵略者の大葉くんといい感じになりつつある訳ですが、キャラが面白いからそれをずっと見てたいという気持ちが結構あります。
しかし、もう滅亡は決まってるんですよね。
そこらへんの関係がどこまで続いてくれるのかも、見所になってくるんだとおもいます。
世界の終わりとは、関係ないかのように展開される日常がいつまでも続いてほしいですね。
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 5 限定版 (特品)
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/09/28
- メディア: 単行本
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最後に
地上では、侵略者潜伏地域への攻撃も始まりました。最後の抵抗で一斉蜂起が起きそうな予感です。
そうなると門出とおんたんと一緒にすんでいる大葉くんもその戦いには、参戦することになるんでしょう。
あらすじにも大葉くんは居候ということになっているので、いつまでもおんたんとイチャラブは、できないということだと思います。そうであれ。
おんたんに関しては、恋愛的ななにかは無縁で最終回を迎えると思っていましたが、読み違いでしたね。
いつもヨダレを垂らしているキャラでは、ありますがゲーム好きオタ男子を女体化したようなキャラなので、なんか感情移入しちゃいます。
さて、次回が楽しみですが次の巻は、半年後くらいになってしまうんでしょうか。