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【ネタバレ感想】『監禁嬢』は衝撃的なサスペンス漫画だった! 面白いかどうか今すぐチェック

監禁嬢(1) (アクションコミックス)

どうも!Kindle大好き立川あつです。

みなさんもう漫画『監禁嬢』は読みましたか?

サスペンスな世界観が好きな人には絶対に【おすすめ】の一冊になっています。

この作品では、ある男の幸せな日常がひとりの女により崩壊していく様子が描かれています。

失った記憶を取り戻していくという本格的なサスペンス要素もあり、次々とページをめくってあっという間に読み終えてしまいました。

この記事では、漫画『監禁嬢』のあらすじや登場人物の紹介をするとともに、ネタバレも交えて面白いポイントの解説もしていきたいと思います!

【作品情報】

漫画アクションにて連載中の河野那歩也の作品で11月28日より、『監禁嬢』第1巻を絶賛発売中!河野那歩也は、この作品が商業連載のデビュー作

そして二ヶ月連続発売を予定している本作は、12月20日に第2巻を発売予定

あらすじ

高校教師を務める、岩野裕行は愛する妻と子供をもつごく普通の社会人で、生徒や教員仲間からの信頼も厚く、何不自由ない幸せな日常を過ごしていたはずでした。

あの日までは…

目が覚めると身動きを取れない状態で椅子に縛られ監禁されていました。そして現れたのは「カコ」という見たことのない、どこで知り合ったかもわからない女性。

「私はだーれだ? 思い出すまで許さない」

ここから、男の日常は崩壊へと向かっていきます。

衝撃的なサスペンスが幕を開ける!!

 

※この先、ネタバレも含みますので先に本編をご覧になりたい方は、配信サイトより試し読みをしてみてください!

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登場人物

岩野裕行

子供が生まれかばかりの高校教師。関西出身の妻を持つ。学校では、生徒からの信頼もあつい。突如見知らぬ女性に監禁される。

カコ

裕行を監禁した張本人。自分のことを思い出すまで許さないと宣言し、過去になにか関係性があったことを示唆している。

ネタバレ感想

日常に戻っても監禁され続ける恐怖とミステリー

この漫画での監禁というのは、いわゆる小さい部屋に閉じ込められるというステレオタイプの監禁ではありません。

もちろん、最初は監禁されたところからはじまりますが、それはあくまで話の序章にすぎませんでした。

解放されてからも、張本人であるカコは愛する妻、子供に接近し親しい間柄になることで人質にして、精神的に監禁され続けます。

さらに、共犯者を作ることにより職場である学校でも縛り付けられる環境を設定しました。

これによって、裕行はいつもの日常が日常ではなくなってしまいます。

歪んだ日常の中で、今迄普通にこなしていた仕事すらままならない。周りからの信頼されていた存在から、少しずつズレていく恐怖感。

日常の中で監禁される。そんな状況を抱えたまま「カコが誰で、なぜ自分はこんな目にあっているのか」を見つけ出すというサスペンスになったいるみたいです。

監禁に加えて、自分の中の失われた記憶を探し出すという意味では漫画『オールドボーイ』に似ているような気がします。こちらは、韓国、アメリカで映画化されてる本格サスペンスです。

結構こういうサスペンスは、広げた大風呂敷を回収できるかという問題があるんですが、ちゃんと納得できる結末を用意してくれていることを願います。笑

日常生活を背景とした背徳感を刺激してくる

この漫画のテーマは、間違いなく監禁と屈辱です。

それが、単なる秘め事としてではなく、プライベートな私生活、そして仕事の場にまで拡大していくというのが、この漫画の一番の特徴です。

一家団欒である食事中に受ける屈辱。

学校という教育現場で受ける屈辱。

このようなマニアックなジャンルを嗜好とするひとにはたまらない漫画なんじゃないでしょうか?

実際、私自身なにか新しい扉を開けてしまうんじゃないかという、ホラーとは違う恐怖心を感じてしまいました。笑

かわいい女の子に付きまとわれるというのは、漫画では良くある設定ですが、こんな形では正直嬉しくありませんね。

絵が恐怖心を直接刺激してくるような不気味さ【閲覧注意】

この作品、ホラーちっくなシーンはなんだか異様に怖い目を描きます。なんといっていいか説明がつきにくいのですが、精神病を持つ方が描いた絵のような感じです。

SNSなどで拡散されて居たりするので、見たことのある人も多いかと思いますが、苦手な方はスルー推奨です。

【閲覧注意】の不気味な目をした人の絵

☝︎こんな感じですね。多分これのオマージュしているんじゃないかと思います。

不気味さが半端ないです。なので、苦手な人は見ないほうがいいかもしれません。

正直、夢にでてきそうですよね。かなり本能に訴えかけてくるような怖さがあります。

まとめ

二ヶ月連続で発売というのは、きっと出版社からは相当期待されている作品なんでしょうね。

ストーリーの引きや独特なタッチの絵。

どれもすごく私の琴線をエレキギターなみにガチャガチャ触れてくるような、結構好きな作品です。

これからも新刊を追っていきたいと思います!

ワールドトリガーなんかは、期待されて毎月新刊を発売していたこともあります。

ただ、面白いのはいいんですが、漫画家さんの負担が大きくて体調を崩してしまうなんてことはあって欲しくないですね。

 

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