ネタバレ感想『とうめい色糸電話』は綺麗過ぎる絵で描かれる胸きゅん間違いなしの純愛漫画だった!
どうも!きゅんきゅんしたい立川あつです。
ヤングキングコミックに連載されていた『とうめい色糸電話』がめちゃくちゃ胸きゅんだと聞いて早速読んでみました!
ヤンキンと聞くと、私は『シマウマ』というバイオレンス漫画を連想してしまいます。
同じ雑誌というこで大丈夫かしらと心配だったのですが、めちゃくちゃ胸きゅんものの純愛ストーリーに仕上がっていました!
青年誌だけあってサービスショットもこれでもかってくらい満載です。
ドキドキラブシーンとほっこりラブストーリーを読みたい人には絶対にオススメの一冊です。
まず、開いてビックリ!とにかく、絵が綺麗なんです。さすが女性漫画家の作品ですね。
『ハレ婚。』を読んでから女性が描く青年漫画ありだなと思っていたばかりなので、タイムリーでした。
内容も、特殊な事情からあまり恋愛経験がないまま大人になってしまった2人のウブでカワイイ純愛を丁寧に描いていて、心の保養になる作品です。
現実の恋愛に疲れてしまっている人には刺さると思うので、是非チェックしてみてください。
この記事では、『とうめい色糸電話』のあらすじや登場人物の紹介をするとともに、ネタバレも交えて面白いポイントの感想をお届けしたいと思います!
※今すぐ本編を読みたい方は、試し読みもできる作品になっています。
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【作品情報】
ヤングキングコミックスに連載されていた、つきのおまめの作品で2016年9月30日に単行本として発売開始。
いわゆるTLを中心に活動されている漫画家さんだが、今作に関しては青年誌での連載作品。
※このあとには、本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評といった類のものではなく、感じたことをそのまま書き出しただけで寄せ集めのようなものです。見に来ていただいた方には、友達に借りた漫画を返す時にあーだこーだ言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
あらすじ
優しいシングルファザーと地味カワむちむち図書館司書さんの純愛ラブストーリー!
物心ついた時から心の声が聞こえてしまうがために、人と深く関われずひとりぼっちで生きてきたヒロイン。
そんな彼女は、図書館に現れたひとりの男性の心の声が聞こえないことに気づきます。
「この人のことをもっと知りたい」勇気を出して彼と関わることを決意しました。
そして、男ひとりで子供を育てる彼の優しさと誠実さを知り、初めて人を好きになるのだが。。。
明日(10日)発売予定のヤングコミック9月号にとうめい色糸電話の7話が掲載されます。20p描いていますのでよかったら(*´◡`*) pic.twitter.com/gmjGj9oKAk
— つきのおまめ@4巻は1月12日! (@tukinoomame) 2015年8月9日
登場人物
森野しのぶ
周りの人のこころの声を聞こえるという特殊な能力がある。そのため、人とは深い関係になれず恋愛経験も皆無。重めの黒髪ロング、ほくろ、控えめな性格、むっちり巨乳と男が好きそうなことを詰め込んだような女性。
仲野征司
居酒屋経営をしている男やもめ(シングルファザー)。子供思いの優しい性格だが、過去に悪い女に引っかかる。料理は得意だが、掃除は苦手。
仲野宗太
征司の一人息子。母親に一度だけ読んでもらったことのある本を大切にしている。誰に対しても物怖じせず、人懐っこい性格。
ネタバレ感想
とにかくカワイイ3人に癒される!
この漫画に出てくるキャラクター。メインの3人。
とにかくかわいいです。笑
見ているだけで癒されてしまう。マイナスイオンを発しているんじゃないかと思うようなキャラクターです。
しのぶちゃんは、男にモテる要素を詰め込んだような存在なのに相手の心の声が聞こえてしまうがために様々な悩みを抱えることになります。
ポイントは、「心が読める」ではなく問答無用で「聞こえてしまう」ということ。昔『サトラレ』という漫画で出てきた設定ですね。
かなりいい設定なのに、その後あまり見られなかったのでこの作品で出会えて良かったです。
この能力のせいでしのぶちゃんは、自分に向けられる男のスケベな欲求や妄想を常にキャッチしてしまいます。
その度に、息苦しそうに顔を赤くして、同僚から心配されてしまうほど。
「く、くぁあいいっすねぇ。笑」
ただ、征司の心の声だけは聞こえなくて、そこにしのぶちゃんは運命を感じたわけですが、具体的な理由がなかったのが気になりました。
まぁ、とにかくかわいければ細いこと関係ないですね。笑
征司はというと、とにかく子供思いで宗太のことをいつも一番に考えている、人の良い父親です。
その人の良さ故に、子供を捨てるような悪い女に捕まってしまうわけですが、復縁を迫られても、なびくことなく突き返すところなんかは、男らしくてかっこ良かったですよね。
一方で、嬉しいことがあった時には、自分の子供に抱きついて甘えながら喜びをかみしめるというギャップ。
「これも、またかわいいやつ。笑」
宗太に関して言えば、いつもかわいいのですが特にあげるとしたらしのぶちゃんが風邪を引いたシーンなんじゃないでしょうか?
「風邪を引いたときは、甘えていいんだよ!特別なんだよ!」というシーンは萌えまくりでした。萌えってもう古い?笑
といいつつ、自分が甘えたく枕を持って一緒に寝ようとするところなんかは「最高かよ!」と思わずつぶやいていたのは私だけじゃないと思います。
とにかく、かわいい&かわいい。男女関係なく癒されまくり間違いなしの漫画です。
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綺麗な絵と共に描かれるドキドキラブシーン!
中盤から始まるドキドキラブシーン。
いくら青年誌だからといって「かなり厳しいんじゃないのー!」というシーンがたくさん出てきます。
ただ、レビューなんかを見ていると、つきのおまめさんの他の作品は、もっと生々しいそうです。すがTLで活動されてる漫画家なだけありますね。
ただ、二人がうぶ過ぎるのと絵が綺麗過ぎるのがあいまって、そこまでいやらしさみたいなものは感じません。
実際、しのぶちゃんは初めての恋人だし、征司もビッチ彼女以外には経験がないという。笑
だからこそ、ある「きっかけ」までは、なかなか二人の距離も近付きそうで近づかなかったりでした。
なんといったらいいんでしょうね。中高生で初めて彼氏彼女ができた恋人のいちゃいちゃを見ているような、初々しさが印象的です。笑
見てるこっちが恥ずかしくなっちゃうよみたいな。
まあ、そこに心が洗われるような癒しがあっていいんですけどね!
まとめ
まさか青年誌連載の作品で少女漫画を見ているかのようなトキメキを感じることができるとは、思っていませんでした。
しかも、個人的に好きだった漫画の設定も入っていて大満足です。
一応敵として征司の元カノもでてきますが、そこまで巨悪ではないので、後味も悪くなく読むことができます。
少しでも琴線に触れた方は、試し読みもできる作品なのでチェックしてみてください!
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