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映画『インフェルノ』感想 イタリアの美しい歴史的な建造物や美術にうっとりしながらの謎解きミステリー【ネタバレ】

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公開初日に映画『インフェルノ』見てきました!

トムハンクスが主演、ロン・ハワード監督『ダ・ヴィンチ・コード』の3作目の続編で、楽しみに待っていた人もたくさんいる作品ですよね。

恥ずかしながら私はこのシリーズ自体初見でした。ただ、しっかり見ていれば予習しなくても十分楽しむことのできる作品だと思います。

大きなスクリーンで美しい建築や美術品などにうっとりしてしまうこと間違いなし。イタリアが好きな人には絶対劇場でみることをおすすめしたいです!

Arts

この作品からでも楽しむことはできますが、実は私には少し難しい部分もありました。

それは「どうやら謎解きミステリーらしい。ラングドン教授と謎解きを一緒に楽しもう!」という気持ちで見に行っていたことが大きいです。

つまり、「予想してた内容、展開と違った!」ということです。

ご覧になった方なら分かると思いますが、後半からの急展開に、正直ついていくのに必死でした。

「あれ?どーなってるんだったっけな?」と前のシーンを思い出しながら見ていたので、いまいち波に乗り切れなかった感じです。

しかし、原作を既読の人やちゃんと後半の展開を予見していた人にたちは、ハラハラしながら、最後まで楽しむことができたんじゃないでしょうか?

もし、これから見に行く人がいるのであれば、「後から振り返った時に一つ一つの出来事が伏線として繋がっていくミステリーだと思って、油断しないでね」と教えてあげてください!

個人的には、原作の『インフェルノ』を一度読んでみてから、もう一度チャレンジしてみたいと思っています。 

インフェルノ(上) (角川文庫)

インフェルノ(上) (角川文庫)

 

 ※このあとの記事には、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評といった類のものではなく、感じたことをそのまま書き出しただけの寄せ集めのようなものです。見に来ていただいた方には、友人と映画を見終わった後にあーだこーだ言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

序盤のなにが起きてるのかわからないドキドキ感が良い!

いきなり病院にいて何者かに襲われてしまうラングドン教授。ラングドン教授と一緒に何がなんだか分かんない状態で、ポカーンと見ている私。

混乱と記憶喪失、おどろおどろしい幻覚のなかで、ラングドン教授と一緒に徐々に物語の輪郭が見えてくるという展開は、ドキドキしましたよね。

幻覚としてですが地獄篇の描写は、なかなか恐怖心を煽られる演出でした。

「おいおい、何が起きてるんだよ。ホラー的な話なの?」と錯覚してしまうほど。

実際、首が後ろ向きになって歩いている人の姿は、ホラー映画もビックリな出来でした。

ただ、後から考えるとここらへんからしっかりと一つ一つの出来事をしっかり見ておくべきだったんですよね。

正直、物語が見えてくるまで、かなり気を抜いてました。

「ラングドン教授はどうやら類稀な頭脳の持ち主である。」ということは知っていたので、それが出てくるまでは本番じゃないなと。笑)

ただ、序盤コーヒーという言葉も出てこないほどの記憶障害で、正直あまりキレがあるようには感じませんでした。

これは、ちょっと期待してたので残念でした。やっぱり謎解き系は、主人公がいかに天才かを楽しんだりするものだと思うので。

レビューを見ていてもそこらへんの不満が結構あったようです。

前作の『天使と悪魔』では、そこら良く描かれているそうなので、熱が冷めないうちにチェックしてみたいと思います。

敵が仲間で仲間が敵で!どんでん返しにビックリし過ぎた件

私は、ラングドン教授とシエラ(フェリシティ・ジョーンズ)は、この謎を解き明かして解決に導くパートナーという位置づけで見ていました。

コナンと蘭ちゃんといったところでしょうか。(多分たとえが違う。笑)

いわゆる「謎解き」がメインだという認識だったので、登場人物の立ち位置が変わるなんてことは、予想すらしてなかったんです。

だから、これには本当に驚かされました。

「えっ、そっちまで話飛んじゃうんだ。」と。

タネ明かしですべて仕組まれたことが明らかになっても「あれ?どうだったっけな」と呆気にとられて、話についていくのに必死でした。笑)

多分、シリーズを見て世界観を知っている人たちもビックリしたんじゃないでしょうか。

冒頭でも書きましたが、私はここからやや物語から置いて行かれた感があります。

イタリアで美術館や世界遺産巡りしてる気に

Cinematic Firenze

美術品や世界遺産などふんだんに扱っているので、このシリーズが公開されるとロケ地や扱われた美術品を見に来る人がかなり増えるそうです。

日本で言うところの聖地巡礼ってやつですね。笑

イタリアの街並みや世界遺産は、キレイだと良く聞きますが、巨大なスクリーンでその美しさを見ると「本当にこんな世界があるんだ」とビックリしてしまいました。

行ったことはなくても、「あーなんかテレビかなんかで見たことある」と、ハッとしたシーンがいくつもありました。

なんか死ぬ前に一回は見ておけみたいな諺もありましたよね。忘れたけど。笑

正直、美術館とかも一切行ったことのない人間なんですが、なんだか美術に対する好奇心がやたらと刺激されます。

私は都内住みなので、しょっちゅう展覧会の広告なんかは駅前で見るんですが、今までスルーして来ててなんか損した気分です。

時間が空いた時にでも絶対行ってみようかと思います。

人口増加に対する警鐘。テーマがとてつもなくデカイ!

人口増加によって、人類は危機に陥って滅亡すらありうる。そのためにウィルスによるパンデミックを起こして、人口を減らし人類を救わなければならない。

なんだか、100%妄想だとは言えないから、妙なリアル感があって怖いテーマを扱ってますよね。

実は、私も「んな、アホな!」と言えないところが少なからずあります。

国が養いきれない人口を抱えている国は、数多くあります。

世界の国が「助け合う」ということで食糧支援をすることは可能ですが、根本的な解決にはなりません。

むしろ、食糧支援が人口増加を助長し、さらに問題を深刻化させている側面すらあるかもしれません。

全ての国において教育、インフラ、社会福祉を整えて先進国化することが必要とされています。劇中で言われていたように「導く人」が現れればいいですが、それも言うが易しで実際にはできることではないでしょう。

危機が迫り答えが出ないと気付き始めたら、この映画のようなテロリストが現れるかもしれませんよね。

正直、テーマがデカ過ぎで私の足りない頭では、この問題に物申すことはできなさそうですので、このくらいにしておくことにします。笑

まとめ

このシリーズは、初めてみたのですが非常に原作小説が人気のある作品なので、どうしても原作をは気になってしまいますね。

大きな期待もあったせいか、レビューサイトなんかでは酷評している人も結構いましたが、私は十分楽しむことができました。