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映画『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 』感想/さすが社会派エンタメ!これぞ相棒!

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水谷豊が主演を務める人気テレビドラマ「相棒」シリーズの劇場版第4作目の『相棒4/相棒-劇場版IV- 首都クライシス』の感想/レビューです。日本に姿を現した国際犯罪組織の大物を、卓越した推理力を持つ主人公、杉下右京ら特命課の刑事たちが追いかけるクライムサスペンス。

2017年2月11日(土)公開 / 上映時間:120分 / 製作:2017年(日本) / 配給:東映

さてー!

バディ映画大好き、立川あつです。

実は、私。この『相棒』シリーズほとんど観たことがありません。

話題になっていたseason5第11話の「バベルの塔」やseason9第8話の「ボーダーライン」、数々の賞を獲っていた『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』を観ているくらいです。

長年愛されているテレビドラマシリーズというのは、キャラへの愛着があるかないかで全然見方が変わってくる作品になります。

そんな中、劇場版だけちょろっと観に行くというのはファンの人からすると怒られそうな気すらしますが、私はいわゆるバディ映画が大好物なので思い切って公開初日に観てきました!

初日の一発目の上映のためか、劇場は満席!年齢層としては、やや高齢の人が多めかなという印象でした。

さすが、長年やっているシリーズものだけありますね。

内容はというと、バディものという二人を強調した作品ですが、何よりも壮大なスケール感に驚かされました。

コアなファンはもちろん、シリーズを全くしらない初見でも楽しめるように作られているので、気になる方は是非劇場に足を運んでみてください!

ネタバレ

ハイライト

 7年前、英国で日本領事館にて凄惨な集団毒殺事件が起こり、その唯一の生き残りだった少女が国際犯罪組織によって誘拐されていた。そして現在。国連犯罪情報事務局・元理事のマーク・リュウ鹿賀丈史)が、レイブンを追って香港から来日。特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、案内役としてそのリュウに同行していた。その矢先、リュウの部下が、「天谷克則という男を調べてくれ」というメッセージを残し、首に黒い羽のタトゥーを入れた男に射殺される。

 そしてある日、外務省のホームページに7年前に誘拐した少女=鷺沢瑛里佳の現在の姿が公開され、「大勢の人々が見守る中で、日本人の誇りが砕け散る」という意味深なメッセージと共に約9億円の身代金が要求される。誘拐事件の全貌が明らかになって、対応をせまられる政府はこれをテロと断定。特命係の2人は独自に動き、過去のメンバーやリュウと連携しながらバースを追い詰めていく。そして、ついにアジトを突き止めるが瑛里佳を残して、すでに逃げられていた。

 様々な思惑が交錯する中、リュウが被害者の一人となった異物混入事件の物証から、犯行グループが50万人分の致死量がある毒物を所有していることが判明。目的は、東京・銀座に50万人以上の見物客が集まる世界スポーツ競技大会の日本選手団の凱旋パレードへの無差別大量テロだった。現場に駆けつけた二人は、監視カメラを狙撃する男を格闘の末、確保する。真相に近づきつつあった右京らは、ついにレイブンを屋上で追い詰めることに成功するが…。

ネタバレ感想

映画らしい壮大なテーマ

扱っている題材や隠されたメッセージ性は「これぞ映画」って感じな壮大なスケールで描かれている作品でした。

ある意味、随分と大風呂敷広げたなというのが観ているときの印象で、なんだか盛大にお金をかけて撮った海外ドラマのような感じでしたよね。

というのも本来、「日本人というだけで女子供関係なくテロの標的になる」というのは、あまり実感できないことです。

しかし、まさにそんな日本人的な感覚に対して警鐘を鳴らすような作品として作られたのが、この映画だったように思います。

映画の方から世の中に問いかけるようなスタイル。

さすが、社会派エンタメ!これぞ、相棒という題材と結末でした。

身代金目的の無差別大量殺人のテロリストと思われた、真犯人レイブン。しかし、真の目的は、かつて日本に捨てられた自分が未遂テロ事件を起こすことでした。

偽りの平和を保ち、都合の悪いことを無視しようとする国へのメッセージとして。

この国際犯罪組織との対峙を描いてきて、決着がついたと思ったところから一捻りある真相に右京だけが辿りつくというのが、相棒ワールドですごく良かったですよね。

SNSなんかを観ているとレイブンの正体が、バレバレだったことを指摘している人が結構いました。

確かに、あの顔力で伏線っぽい演出があれば黒幕に決まっているというのは、その通りだと思います。200%の黒幕顏ですかね。笑

ただ、「正体が分かってしまうことで、面白さが損なわれることはないでしょ!」というのが私の感覚です。

真相は、さらにその黒幕が心の奥に秘めていた動機に隠されていたわけですから。正体自体というのは、あまり重要なポイントではなかったんじゃないでしょうか?

とにかく、広げた風呂敷の分だけの内容が詰まった作品だったと私は感じました。

凱旋パレードとの対比が胸熱!

雑踏としたパレードが行われるなか、真実をを追い求める人達というのは映画では何度も使われてきた演出ではありますが、それでも胸熱なものがありましたね。

これはもはや映画を盛り上げる鉄板演出なのかもしれません。

銃弾が監視カメラにガンガン打ち込まれるところは、さすがに周りのひとが気付いてパニックになるだろ思いましたが、まあそこはご愛嬌といった感じでしょうか。笑

日本映画であそこまでエキストラを動員して壮大に撮影する映画って、少ないですよね。このクライマックスの盛り上がりを見るだけでも映画館に足を運ぶ理由になるんじゃないでしょうか?

過去のキャラクターはそろい踏み!も自分にはあまり…

六角さん扮する米沢守は、登場するだけで笑いが起こるような存在だったのですが、正直私にはキャラへの愛着を楽しむということが出来なかったのが残念です。

といのも、冒頭に書いた通り話題になっていた回しか見ていないので、キャラクターの個性も把握しきれていないし愛着も出来上がっていない状態でした。

今作を見るだけでも、十分一人一人の個性は伝わってくるのですが、それでもテレビドラマシリーズを見ているひととはくらべものにならないでしょうね。

長いシリーズもので、なかなか手を出しにくいというのもあるのですが、五代目相棒として仲間由紀江さんが挙げられていたり、まだまだ続く気配があるのでこれを機会にテレビドラマもチェックするようにしたいと思います。

とりあえずは、この解説が非常に安いので早速ポチっちゃいました!笑

まとめ

テレビの2時間スペシャルで良いんじゃないという印象になりがちな劇場版ですが、今作ではしっかりお金を払って見る映画としての役割を果たしているような出来でした。

気になっている方は、ぜひ劇場まで足を運んでみてください!

相棒劇場版、ドラマを一気に観たいならTSUTAYA

今回、公開初日に劇場に足を運んだことで、改めて『相棒』の人気の高さを肌で感じることができました。

一人一人が漫画のような映えたキャラクターを持っているいるだけでなく、社会問題なんかも鋭く突いてくるスタイル。

人気が出ないわけがないですね。

時間がかかるとは思うのですが、私はTSUTAYAで一気借りして少しづつ消化していこうかと思っています。

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