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映画『甲鉄城のカバネリ 総集編 前編 集う光』感想 劇場体験がばっちりハマるアニメでした!

2018年までに新作が発表されることが決定している超話題アニメ。『甲鉄城のカバネリ 総集編 前編 集う光』のレビューです。グッズも貰えるので、ファンは是非劇場へ!

さてー!

ゾンビものが大好物の立川あつです。

続編アニメも決まっている大人気作品『甲鉄城のカバネリ』がやっぱり熱かったです。

前編が12月31日に後編が1月7日から公開されることが決定しており、劇場に行けない人もAmazonプライムビデオにてTVシリーズが独占配信されています。

私は、なんと元旦に観てきました!元旦って映画の日で1100円で見られるので、お得なんですよね。

テレビアニメのシリーズを観てる人たちには、物足りなさがある…むしろわざわざ劇場で観る意味ある?と言われてしまう総集編の映画。

色々言われますが、グッズを貰えることやバトル・アクションシーン満載のカバネリを大画面、高音質で楽しめる劇場体験にはそれなりの価値があると私は感じました。

まあ、何よりもファンなら行かないという選択肢はそもそもないんですけどね。笑

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことをそのまま書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

3行で振り返る内容

総集編と銘打っていますが、冒頭いきなり劇場版のオリジナルカットが挿入されている。

人気だった無名の100秒討伐シーンもバッチリあり、BGMにはお馴染みのwarcryが流れる。

テレビシリーズの第1話から6話あたりの内容で、融合群体の撃退までで締めくくる総集編。

ネタバレ感想

総集編というよりも一つの映画として完成している!

総集編を劇場で公開するのにはマーケティング的な意味合いが、強いのは言うまでもないと思います。

一つはファンに向けて、もう一つは新規のファンを作るためといったところでしょうか。

といっても客層はやっぱりもともとカバネリが好きな人が大半だと思います。なので、総集編は単なる熱心なファンからの搾取なんて言われることも。

ただ、カットの仕方が非常に上手くて初見の人でも十分楽しめる内容になっていました。実際、SNSやレビューなんかを覗いてみると、テレビアニメを観ていない人も楽しいんでいたことが伺えます。

あんまり何と似てるって言わない方が良いんですが、設定的にはゾンビ版進撃。時代背景は、ゾンビものとしてはかなり斬新な近代で帝国歌劇団といった雰囲気。

ゾンビものが好きな人なら絶対に楽しめるし新鮮に見ることができるはずです。特に、今作で描かれていた範囲ではゾンビ色が強いですしね。

総集編と言えど、情報に過不足がなく全然違和感のない一本の映画になっていたと私は、感じました。

現在、『バイオハザード』のファイナルが公開されていますが、その流れでカバネリファンも増えてくれるとありがたいですね。笑

甲鉄城のカバネリバイオハザードと同じジャンルにして良いか定かではありませんが、個人的にはカバネリの方が好きです。

やっぱりキャラクターがありますからね。アニメ的なキャラが一個乗ってるので、感情移入して見ることができるというのが、洋画と大きく違って楽しむことができます。

今回の劇場版で多くのファンを獲得して、2018年までに完成するというテレビシリーズに繋がって欲しいですね。

劇場体験向きの作品

この作品は、もともと第1話から3話までを劇場で先行公開しているアニメです。(亜人とかも同じパターンだったような気がします)

その為当然、劇場映えするアニメとして作られています。

鉄道が駅に突っ込むシーンやカバネリとのバトルアクションのシーンなんかを見ても、劇場向きだというのを実感しました。

こういった派手な演出は、テレビ画面で見るのと映画館で見るのとでは、やっぱり全然印象が違います。

最近だと、スマホでもアニメを観るこのはできます。ただ、ドッカン系のアクションシーンを小さい画面で見るというのはなんとも寂しいものですよね。

どうせなら映画館の大画面、大迫力の音響設備の整った環境で見た方が良いのはいうまでもありません。

特にテレビシリーズでは、2話に登場する無名ちゃんの100秒目標でのカバネリ討伐シーンは圧巻でした。

流れる Warcryも最高でしたよね。

制作は、進撃の巨人の荒木監督にwitstugioなので、戦闘アクションにも文句の付けようがないです。進撃の巨人のバトルシーンに心踊った人ならこの作品も絶対に刺さると思います!

黒けぶりこと融合群体とのバトルも人気ですが、個人的には無名ちゃんのシーンの方が好きです。そのシーンだけで100回くらい見た気がします。笑

もし、近くで放映している劇場があるのなら、足を運んで見るのをおすすめしたいです。

やっぱり生駒のようなキャラが好き!

上でもちょっとふれましたが、バイオハザードなんかと違うのはやっぱり、アニメ的なキャラクターです。

弱いんだけど強くあろうとする系のキャラが、私的には完全にツボです。特に、弱肉強食系の世界観では映えるんですよね。

序盤、侍に向かって「憶病者!」と言うのも、実は同類嫌悪だったりするのが後からわかります。

こういうキャラクター設定が、自分と重ねあわせやすくて一番感情移入することができます。ありがちなキャラ設定なので、好き嫌いはあると思いますが。

生駒の「今度こそ俺は、俺の誇れる俺になんだ!」というセリフは何度聞いても心に響くものがあります。

あと人間くさいところもですね。

駅からの脱出の際、ゲートがおりず出発できない状況を打破した生駒の姿は、ヒーロー的な主人公の姿とはかけ離れたものでした。

本来なら自己犠牲により多くの人を救うという絶好の機会で、お涙頂戴ものとして使われるはずのシーンです。

「見捨てた人間に助けらたということを恥ずかしいと思え。それをあの世から見て笑ってやる」ですからね。主人公にあるまじき言動です。笑

だけど、そこに妙なリアル感があって私は好きです。

自分は死ぬが、多くの人を救う。映画にしろドラマにしろ美談として描かれる鉄板の演出です。

ただ、「自己犠牲を気持ち良く引き受ける人なんて実際いないだろ」と、ひねくれた私は思ってしまうわけです。

そう考えると生駒は正直ですよ。「俺のことを見捨てやがって!ふざけんな!」という気持ちが全力で含まれてる言葉ですからね。笑

人間らしい。いや、人間くさい。いや、ちょっと私と同じでひねくれてるくらいですね…。

こういった、アニメでしかできないブラックなキャラ設定。何度見ても楽しむことができました。

まとめ

この興奮冷めやらぬ状態で、後編は1月7日に公開される予定になっています。全編を見た限りでは十分劇場で見る価値のある作品という印象です。

ただ、ここまでの展開がのほうが後半よりも好きなんですよね。

前半は、結構シンプルなゾンビ物として楽しめますが、これからは新しい設定がぞくぞくと加わってきますしね。

ただ、どっちみちカバネのごとく見に行くんでしょうけどね。笑

住んでる地域によっては、劇場に足を運べない人もいるかと思います。

そう言った人を意識してかわかりませんが、現在Amazonプライムビデオにてテレビシリーズが独占配信されています。

Amazonプライムビデオっていうのは、いうまでもなく月額325円で様々なAmazon関連の便利なサービスが受けれるっていうやつの一つです。

私は、DVDをカバネのごとく買ったので関係ありませんが、甲鉄城のカバネリを見たくなったという人は是非チェックしてみるといいんじゃないでしょうか?

>>【Amazonプライムビデオ】カバネリのページ

ネタバレ感想『セカンドマザー~ひかるの場合~』は子供を持つすべての親に読んでほしい漫画【3行で分かるあらすじ】

『セカンド・マザー/セカンドマザー~ひかるの場合~』事故で子供を失った両親が、児童擁護施設で自分たちの息子に似たひかるという少年と出会うところから始まる物語。壮絶な過去を持つ里親と里子が家族になっていく過程を描いている。家族・親子関係が多様化、複雑化している現代の新しい家族の形を描く感動のストーリー。

さてー!

社会問題に焦点を当てた漫画は、チェックせずにいられない立川あつです。

保育園問題にしてもそうですが、現代社会の問題、とりわけ子供の生き方や未来に関わる問題を無視できなくなってきているのは年のせいでしょうか。

漫画『セカンド・マザー/セカンドマザー~ひかるの場合~』は、「家族とはなんなのか?」「親子とはどういった絆で結ばれているのか?」そういったことを深く考えさせられる作品になっています。

1話ごとに胸がが潰れるような思いで、涙なしには読むことの出来ないストーリーです。

すべての子供を持つ親御さんにおすすめしたい漫画だと私は感じました。

あまり有名な作品ではありませんが、ドラマ化や映画化までしてほしいと個人的には思っています。

【作品紹介】

  • 全1巻完結で、『まんが王国』にて先行配信されている
  • あしだかおる(著者)、渡辺やよい(作者)のコンビでぶんか社から発行
  • 同著者による『セカンド・マザー~特別養子縁組という選択~』のシリーズ作品

配信サイト

まんが王国にて、先行配信中!12月末日時点、この作品が読めるのは、まんが王国だけ!

☟『セカンドマザー~ひかるの場合~』で検索!

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登場人物

西田仁美

10年前に子供を失って、いまだに立ち直ることが出来ずにいる女性。児童養護施設で出会ったひかるという少年と自分の子供を重ね合わせて見てしまっている。

西田圭吾

立ち直ることが出来ない妻を献身的に支えている夫。子供が作りにくい無精子症である。

西田光汰

西田夫妻の実子。10年前、仁美が目を離した隙に交通事故に遭い、命を落とす。

倉田ひかる

シングルマザーと養護施設とを行ったり来たりしている子供。母親とその彼氏から育児放棄、虐待を受けて心と体に深い傷を負っている。

結末までの【3行でわかるあらすじ】

※面白さを損なうような核心的なネタバレは避けてのあらすじ紹介をしていきます!

第1話

仁美は、10年前に子供を事故で失ったショックから立ち直ることができずにいた。

しかし、児童養護施設へボランティアに行くようになり、子供に対して愛情を注ぐことの喜びを思い出す。

様々な葛藤を乗り越えて、夫の圭吾と里親申請をすることになるのだが…。

第2話

西田夫婦は急遽、光汰の面影を感じていたひかるの里親になる提案をされることに。

お試しお泊まりの中で、虐待のみならずネグレクトまで受けていた子供を目の当たりにし、当たり前だと思ってい成長が親が育ててこそのモノだと実感することになる。

スプーンで食事をするということにすら喜びを感じている2人だったが、虐待の深刻さはまたまだ根の深いことを知る。

第3話

里親になることで、光汰を失った穴を埋めようしていたことに気づかされる仁美。

しかし、目の前のひかるくんの為に夫婦として出来ることをしてあげたいという気持ちから、正式に里子として引き取る決心をする。

2人の愛情を受けて少しづつ、心を開いていくのだが…。

第4話

光汰の遺影や遺品をめちゃくちゃにされたことで動揺し、ひかる君に思わず手を上げてしまった仁美は親になる資格がないと自信を失いかける。

夫の優しさに支えられ、光汰のことは忘れられないが、目の前にいるひかる君を最優先する為に一定の区切りをつける。

信頼を取り戻し絵本を読んで上げることで、これからの未来に希望がさし始める。

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ネタバレ感想

児童虐待育児放棄の現実に胸糞!

この漫画に登場するひかる君というキャラクターはネグレクトが原因で食事は手づかみ、虐待により心と体に大きな傷を負っています。

しかし、これは漫画の出来事ではなく現実で起きていることなんですよね。

ニュースでもシングルマザーによる虐待が社会問題になっていることが取り上げられています。

子供に対してダバコの火を押し付ける。神経を疑うどころか、まさに鬼畜の諸行。

言葉は悪いですが、この世に生きていて欲しくないです。

許されるなら、無法島を作って島流しにしたいレベル。

ひたすら弱い存在の子供を攻撃する実の親には憤りどころか、殺意すら覚える胸糞悪さを感じます。

残念ながらこの問題を無くすための社会システムや制度に関しては、私の頭からは出てきません。

そもそも、親子関係に深く踏み込んでどうこうするなんていうことは、出来ないことのように思います。

だからこそ、一旦実の親から引き離した子供達と里親になる夫婦に焦点を当てている今作は、大きな意味があるように感じました。

他人の子供の親になるということの難しさ

いうまでもなく子供に愛情を注いで育てていくということには、普遍的な幸せの形があります。

理屈ではなく、文化宗教を超えてこの点に関しては一致しているのは理屈ではなく、本能的なものだからでしょう。

しかし、どうしても自ら子供を傷つけてしまう例外があります。

また、子供が欲しくても出来ないということも。

この漫画を読んで感じるのは、血の繋がった自分の子供を育てることと、里親として他人の子供を育てるてることは全く異なる部分があるということです。

世に育児書は腐るほどあるわけですが、そういったノウハウは里親とその子供もには当てはまらないものだらけてましょう。

この漫画でも、里親になっても子供を忘れることが出来ないでいる女性が描かれています。

しかし、それは当然でしょう。ただ、その事実は里子にとっては嫉妬の対象になってしまいます。

これも当然のことです。

こういった葛藤に対する答えをもっともっと社会に浸透させる必要があるように私は、感じました。

だからこそ、この漫画には単なるエンタメじゃなく、新しい家族の形を描く教科書のようになって欲しいと私は思いました。

といっても、このストーリーな女シリーズに連載されている作品は一筋縄でいかないものばかりなので心配なんですけど…。

まとめ

少子化であるにも関わらず、子供が大切にされない。そんな、地獄のような社会であって良いはずがありません。

この漫画では、社会問題をしっかりと踏まえつつ多様な家族のあり方の一つを描いていて、非常に読み応えのあるストーリーになっていました。

まんが王国にて、先行配信中!12月末日時点、この作品が読めるのは、まんが王国だけ!

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【絶対に面白い!おすすめ関連作品】

同じ著者のシリーズ作品『セカンド・マザー~特別養子縁組という選択~』では、不妊治療の継続に限界を悟った夫婦が特別養子縁組で親になるまでの試練や葛藤を描く作品になっています。

今作を読んで、興味を持った人は是非こちらのシリーズもチェックしてみてください!

ネタバレ感想『アイインザスカイ』あなたは80人を救うために1人の少女を犠牲にする決断ができますか?

 さてー!

正義とは何か?80人を救う為に1人の少女を犠牲にしても構わないか?

こういった答えの難しい…というか、答えがあるのかさえわからないことを考えるのが好きな立川あつです。

ドローンを使用する現代の戦争の闇を浮き彫りにした軍事サスペンスとして注目を集めている映画『アイ・イン・ザ・スカイ/アイインザスカイ 世界一安全な戦場』が1月14日に全国公開されます。

イギリスで脚本賞を受賞し評価の高い今作ですが、都内ではtohoシネマズシャンテで先行上映されています。

私は、いち早くクリスマスの日に観に行ってきました!

レビューやSNSなんかでは、ゴジラの出てこないシンゴジラなんて言う風に例えられています。

確かに、軍事的な決定にどれだけの人の思惑、思想、信念、葛藤があるのかということを描いているということでは一致しています。

ただ、この『アイインザスカイ』はあくまで現実に起こりうることを映画で表現していました

そういった点ではエンタメとしてだけではなく、戦争や国の安全について考える良い題材になる作品だと私は感じました。

みなさんは、80人を救う為に1人の少女を犠牲にしてでもドローンからミサイルを打ち込みますか?

後半に一応自分なりの答えも書いています。ヘタレ人間の臆病な決断を是非ご覧ください!

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことをそのまま書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

移民推進の闇が思ったよりも深刻みたい

この映画でに出てくるイスラム過激派のターゲットには、イギリス人女性が含まれていました。

移民推進をすると当然、様々な宗教を持った人たちが集まります。当然イギリスには宗教の自由があります。

イスラムが身近になり国内で改宗・先鋭化した結果、テロ活動に加わるようになったという設定です。

日本でも議論に上がる移民推進、反対の議論ですが、正直私はこんなリスクがあるなんてことは考えもしていませんでした。

「文化の違いからくる軋轢にどう対応するのか」くらいなものかと思っていましたが、現実にはもっと深刻なリスクが伴うようです。

日本は比較的イスラム過激派のテロの標的からは遠い存在ですが、それでも偶発的に被害に遭う人がいます。

それだけでなく、加害者になる可能性も現実的なものなんですね。

グローバリズムとか、多様性の受容とか差別反対など綺麗事で割り切れない問題も存在しているということが、この映画を見て分かりました。

もはや、戦争は会議室で起きてるんだ!

誰もが知っている踊る大捜査線の名言。

事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!という言葉は、現実をには当てはまらなくなってきているようです。

この映画では、ミサイル発射の決定までのプロセスのほとんどが現場とは離れた場所で行われていました。

副題の言葉を借りると「世界一安全な戦場」つまり、会議室や遠く離れた基地内が舞台になっています。

しかも、その決定を行う人たちは、会議室に入る直前まで娘のプレゼントをどうするか迷っていたり、エビに当たって下痢気味でトイレから連絡を受けたり、コミカルに描かれる始末。

現場の緊迫した雰囲気とは、かけ離れた空気感の演出も印象に残っています。

そして何より驚いたのは、ミサイル一つ打つのにこんなにめんどくさい手続きが必要なのかということ。

法治国家としてちゃんとしたプロセスを踏むということは必要なことです。しかし、現実は否応なしにイレギュラーな出来事が起こります。

想定外の自体への対処となると、これほどノロマになってしまうのかと半分呆れてしまいました。

映画だと分かっていながらもやきもきしたのは私だけではないですよね。

「テロリストは、なんでもありなのに…」と子供のような思いも、正直湧き起こりました。

子供の頃イメージしていた未来の戦争は、ターミネーターです。歩行型のロボットやラジコンのような機械にレーザー銃を取り付けとのドンパチ。

現実は、想像以上に地味で残酷なものです。空と小型の監視カメラによる状況把握。オモチャのようなドローンからのピンポイント空爆

一方、科学力を持たないテロリストは、いまだに前時代の装備でルール無用の戦争をしています。

米・英軍は相手に一切攻撃の余地を与えずに、ミッションを終えることができます。

テロとの戦いは、地道なスパイ活動による情報収集とピンポイントの空爆にによって行われている。恥ずかしながらそんな事実すら知りませんでした。

誰かの言葉で、「正義とは自己犠牲である」といいますが、この戦争には自己犠牲がほとんどありません。むしろ、テロリストの方が自己犠牲の元に目的を成そうとしています。

この戦い方では、兵士が病んでしまうのも理解できます。

正義を感じられ機会はなく、相手を一方的に殺すことだけをこなしていかなければいけないわけですから。

しかも、そこに至るまでのプロセスは会議室で決められて情報が降りてこない。

まさに、戦争は会議室で起きている!そんな十数年前なら、完全に冗談だったものが今や現実に近づいているということを実感しました。

あなたは80人を救う為に1人を犠牲にしても良いと思いますか?

劇中では、様々な要因が重なり推定80人の命を救うのか?その為に目の前の1人の少女を犠牲にして良いのか?という選択を迫られることになります。

究極の2択です。

現場では、なんとかして少女を遠ざけようと努力しますが、それは叶わない。

そうなった時、私たちはどういった選択をすれば良いのでしょうか?

この映画では、軍事的な目的と立場から一貫して爆撃を主張する人。

とにかく犠牲にすべきではないと主張する人。

意思決定できる立場にありながら、決定をたらい回しにする人。

疑問を感じながら従う人。

疑問を感じて権利の中で意見をいう人。

様々な立場の人の思惑・葛藤がでてきます。答えを出すのは、当然簡単ではありません。

ただ、これはやっちゃいけないということは明確だと思います。

それは、とにかくテロリストをやっつけろと少女の命に対して何も考慮しないこと。そして、選択を放棄して「とにかく戦争は反対だ」と国会前に逃げ込むことです。

現実に起こりうる問題に対しては、明確な答えを出しておく必要があると私は思います。

そう考えると、劇中にも1人やっちゃいけないことをやってる人がいました。あくまで逮捕を優先して「とにかく少女を犠牲にするべきでない」と主張していた女性です。(役職はなんだったかちょっと忘れちゃいましたが…)

これは、80人の犠牲が出るリスクを単に矮小化してないものとして考える逃避じゃないでしょうか?

そりゃ、その先にリスクがなければ何もこんなに右往左往しなくて済みます。しっかりと80人の犠牲が生まれる可能性も考慮した判断でなければ、答えにはなりません。

それをしないのは、単なる無責任でしかありません。

しっかりと条件を踏まえた上での答えが、検討に値するものだと私は考えます。

例えば、何人かの友達とこの映画を観に行ったら、それぞれ違う答えが出てくるでしょう。

そうやって、どうするべきなのか話し合うところまで楽しめる映画になっているんじゃないでしょうか。

自分なりの答え

ある意味逃げなんですが、この場合どちらの選択も正しさを求めることはできないように思いました。

1人の犠牲を選ぶか80人の犠牲を選ぶか比較することはできず、私の価値観からはどちらも間違いだからです。

それでも選択は、しなくちゃいけません。

私は、この先に80人程の犠牲が想定される場合、ミサイルを打たないという選択はないと思いました。

といっても、1人少女の命を軽んじているということではありません。今作のように最大限、犠牲が避けられるように努力する必要はあります。

それでもミサイルを撃ち込む決定をするのは、単に「責任」の問題に尽きます。ミサイルを撃ち込んで1人の犠牲の責任を背負うのか、無視して80人の犠牲の責任を負うのか。

私が当事者だとしたら、そこの損得感情が決定の要因になります。

80人の犠牲を背負いこむよりマシなような気がするのです。

というように、この決定には恥ずかしながら正しさみたいなものは、すでに追いかけていません。

正しさを求めること自体が本質的にできないのだと思います。

テロとの戦いはいくらこちらから避けようとしても、避けられるものではありません。もはや、不可抗力と言って良いと思います。

正しさを求めるならテロという手段を無くしてしまわなければいけない。ただ、そんな絵空事を可能にする方法論は世の中には存在してないことは、誰もが理解しています。

恥ずべき作戦だと言う人もいましたが、恥ずべきだと批判するならそれはまずテロに対してです。テロがなければ、こんな作戦もそもそもないわけなので。

なぜか批判の矛先を間違えている人たちというのが、政治活動の中にもありますよね。

そういう人たちは、いかに自分たちが正しいかを主張することが目的なので、色々条件があることは無視してしまうんでしょうね。

といっても、私自身専門家でも熱心なワケでもないので、ひょっとしたらこの問題に対して明確な正しさを主張する余地があるのかもしれません。

皆さんは、どのように答えを出しますか?

解釈は人それぞれなので、色んな人の意見に私は興味があります。

こういう考え方もあるよ!というものがあれば是非コメントを残して行ってください!

まとめ

この問題って、一昔前に流行ったこれから『正義の話をしよう』にそっくりですよね。

私も読んだはずなんですけど、びっくりするくらい何も覚えてないです。笑

もう一回読み直して、内容を理解した上でこの問題を考えるとまた違う答えが出るかもしません。

また、今作ではドローンを操作する兵士の心情というのは一つの要素でしかありませんでした。

しかし、映画『ドローンオブウォー』では無人戦闘機ドローンにより、戦地に行かずして空爆を行う現代の戦争の実態と、PTSD心的外傷後ストレス障害)に苦しめられるドローン操縦士の異常な日常をリアルに描いています。

今作が気になった人は、合わせて見るとより面白いんじゃないでしょうか。

ただ残念ながら、U-NEXTなどでは今の所、配信されていないようです。TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TVなら30日の無料体験で借りることができるようです。

『アイインザスカイの』予習・復習でチェックしてみてください!

映画『土竜の唄 香港狂騒曲』感想 菜々緒、仲里依紗のもろパンが観たけりゃ劇場へGO!【ネタバレ】

さてー!

下ネタ大好きな立川あつです!

三池崇史監督&宮藤官九郎脚本&生田斗真主演の映画土竜の唄が12月23日に全国公開されました。

私は、この下ネタ満載おバカ全開の映画をクリスマス・イブの夜に観ていってきました!笑

なんでイブにわざわざそんな映画を?なんて野暮な質問はやめて下さいね。

いや、聞かないで本当に。うん。

けど、意外とR指定付いていない作品のようです。子供に見せれるほどの健全なシーンはあまり無かった気がするんですが…。笑

私は、原作漫画未読でしたが、内容説明は最初にがっちりやってくれるので、初見でもなんの問題もありません。

監督、脚本、主演と根強いファンのいる作品なので、イブのレイトショーでも思ってたよりもお客さんが入っていた印象です。

とにかく、その日がどんな日かなんてのは忘れるほどのくだらないお話で、終始笑い声の聞こえる映画でした。

家に帰ったら何も考えずに爆睡。サンタさんは来てくれませんでしたが、主演女優さんたちのもろパンが私にとってのクリスマスプレゼントです!

ありがとう!菜々緒仲里依紗

雪は降りませんでしたが、ある意味ホワイトクリスマスでした。←馬鹿

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことをそのまま書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

エロいけど一線は越えないバランス感覚が良い

まぁ、もう先にふれちゃってるんですけど、この映画はとにかくエロ要素満載でした。

主演女優さんのパンツが見えてしまう…というよりもあえてパンツを見せるために用意したんじゃないかという演出。

そして、下半身が戦闘態勢になってしまった際のリコーダー音。

エロいシーンがあるというより、コミカルなエロシーンをたくさん盛り込みたいがために作ったような映画でした。

ただ、エロさを見せるというよりも下品さを強調した演出で、子供に見せてもギリギリアウトな内容といった印象です。あくまで、アウトはアウトなんですけど…。笑

特に個人的には菜々緒さんが凄く良かったです。

中国マフィアということもあってか、かなり香港アクションを意識したバトルが多かった今作。

正直、戦いっぷりなんかは良くあるやつといった感じです。

ただ、それを菜々緒さんがやるということに大きな意味がありましたね。

美脚を振り回して戦うシーンは、多くの男性が蹴られたいと思ったんじゃないかと思います。笑

さらに後半には、まさにキャラクターにぴったりのムチを持って登場してくれました。

完全に女王様ですね。

原作に忠実なのかは分かりませんが、見にくる人たちが観たいものを魅せることを徹底してくれる親切さを感じました。

まさに、はまり役でした。

ばっさーも他の映画では、見せないなかなかの攻めっぷり。

説明が難しいですが、またがってリコーダーが鳴るか確認するシーンは一番笑いました。笑

ただ、エロいといってもおっぱいの一つも出てこないのが、絶妙なバランス感覚だなと感じました。

少年漫画に出てくるような笑わせる為のエロで、本当にエロいわけではないといった感じでしょうか。

恐らくテレビでの放映を考えた配慮でもあるんでしょうね。

面白いキャラたくさん!

エロ要因としての菜々緒さんはもちろん今作では、キャラの立った人物がたくさん出てきました。

主人公がなんだか、薄く感じるレベルです。

を送り込んでいる上司の3人組。

踊る大捜査線の中にも出てきましたよね。

なんだかもの凄い既視感があったのは、私だけじゃないですよね。笑

今作では、土竜の唄二番を披露していましたが、恐らく一番を前作で披露してるんでしょうね。歌の内容よりも、そっちが気になってしまいました。

まぁ、続編があるかははてなですが、もしあれば是非三番も聞きたいですね。

そして、ヤクザのモモンガ古田新太さんが演じていましたがこっちも既視感が。笑

シリアスなシーンとコミカルなシーンで、声色を使い分ける難しい役でした。

演技力お見事というのは、もちろんですが私は、違うところが気になりました。

ししししという笑い方。

池袋ウエストゲームパークというドラマでチンピラをやっていた頃と同じ笑い方なんですよね。

ドラマで観たときと同じように印象的で、1人でツボに入ってました。笑

びっくりするほどの低評価!笑

Yahoo!の映画レビューサイトを確認してみると今のところ評価は、1.8と見たことのないレベルで低かったです。笑

まぁ、気持ちは分かります。

内容が薄いですもんね。それは、間違いないです。

黒幕に意外性があればもう少し深みのあるコメディになったのかもしれませんが、私黒幕ですって感じで登場して案の定黒幕でしたからね。笑

まったくストーリーに意外性がなかったのが、低評価の理由なのだと思います。

笑わせてくれるものの、特にひっかるものはなく2時間が過ぎていく感じは確かにありました。

お金を払ってて見るものなので、何か心に残るものが欲しいという気持ちもわかります。

私自身印象に残っているのは、菜々緒さんの美脚とムチと虎にがっぷりいかれながら落下するオチだけです。笑

ただストーリーの工夫のないB級感もくだらない下ネタも全て意図して作られていることは、間違いない作品だと思います。

ひたすらおバカを楽しむということに価値を感じられない人は、低評価をせざるおえなかったのかなと感じました。

まとめ

潜入捜査っていうのは、結構シリアスに描かれることの多い設定ですが、こんなおふざけしてて良いんでしょうか?笑

今作でも、メインテーマは人身売買ですからね。本来、あんまり軽んじて扱われるジャンルではないです。

まぁ、難しいことは考えず面白ければ良しとしましょう。笑

原作は、現在51巻まで続く超ロング連載作品なんですね。

こういったギャグテイストの作品結構好きなので、年末年始の時間があるうちにできる限り一気に読んじゃおうかと思います。

この映画に合わせて、じっくり試し読みできる漫画として配信しているようです。

1月10日まで、8冊分無料のキャンペーンになっています。気になる人は是非チェックしてみてください。

☟『土竜(もぐら)の唄』で検索!

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映画『ポッピンQ』感想 かわいいポッピン族とキャラに癒されに行けば?【ネタバレ】

さてー!

みんなの大きいお友達の立川あつです。

東映アニメーションが創立60周年を記念して手がけた、完全オリジナルの長編劇場アニメ ポッピンQが12月23日に公開されました!

プリキュア」シリーズのダンス映像を数多く手がけてきた宮原直樹が監督を務めるということでも話題になっていましたよね。

正直、私はこの手の作品とはあまり縁がないというのが本音です。

ただ、私がまだ学生の頃、アイドルマスターが流行っていた頃にネットに挙げられている動画を観ていました。

そんなノリで観れば楽しめるでしょ!と思い公開初日に観に行きました!

劇場は、レイトショーということもあって、大きいお友達がいっぱいいてくれて安心しました。笑

というか、大きいお友達しかいませんでしたけどね。

内容は、思春期の葛藤を友情とダンスで乗り越えていくといった感じの王道青春ストーリーでした。

ポッピン族も異常なほど可愛かったですね。ベッドにぎゅうぎゅうに敷き詰めて寝たいレベル。

エロ、グロ、胸糞と心が汚れてしまうものばかりを好んで観ることの多い私は、汚れのないお話に心が洗われる気持ちになりました。

ただ、やや綺麗過ぎて招かれざるお客だったかなという気もします。

ダンスシーンなんかもきっと監督のファンの人なら興奮ものなんだと思うのですが、そこらへんの熱も私の中からは、かなり失われていたようです。

少し残念でしたね。

ただ、特に文句の付けるようのない安定感のあるアニメだったと思います。

プリキュアの名作と言われているものだけでもチェックして宮原直樹監督の作る世界感を知っておくともっと良かったのかもしれません。

気になっている人は、監督の作品を復習してから劇場に足を運ぶともっと楽しめると思います。

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことを書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

私は完全にあさひちゃん推し!

ストーリー構成に伏線、舞台設定や演出。

色々楽しむ要素はあるんでしょうけど、このアニメ映画で観るべきはやっぱりキャラ設定なんじゃないでしょうか?

というこで、私の推しメンはあさひちゃんです。

合気道と柔道をやっているのに、女の子らしいことが好きというキャラクターでした。

ギャップ萌えだし、私自身格闘技が好きというのもあるので、どうしても贔屓して観てしまっていました。

劇中での技もしっかり合気道的な技を使っていて、経験者が観ても納得の出来なんじゃないかと思います。

一番良かったのは、ラスボスをがっちり脇固めに抑え込むところですね。

あれをやられると本当に逃げられないんですよ。

是非、自分もかけられたかった…。

というとあれですが、私には一番はまりましたね。あさひちゃんにはめちゃくちゃ癒されました。

というか、主人公のいすみに関しては推すための要素がなかなか見つけづらいキャラだったように思います。

最初は、「キャラ設定間違ってるんじゃないか?」というほどの違和感。

思春期特有の自意識からくる負けを認めたくない気持ちからくる嘘。

もちろんそれを乗り越えて素直になることがテーマなのはわかってるし、誰もが通る道でもあるから文句は言える立場じゃないんだけど、どうしてもうまく感情移入できませんでした。笑

いや、自分が通ってきた道だからこそ反発を感じるのかもしれませんね…。同類嫌悪的な意味で。

ダンスはどうだったか?

二次元でアイドル的なキャラが踊るといえば、私はアイドルマスター以外は知りません。それも初期のやつ。

プリキュアの監督の作品なので、そっちでも踊ったり歌ったりがあるんですかね?そこまでは、詳しくありません。

一時期、ニコニコ動画にはまっていた時期があり、そのときに良く再生回数が付いているのをなんとも言えないコメントと共に観ていました。笑

なんか、中毒性があるんですよね。かわいい女の子のダンスには、マイナスイオン的な何かを感じます。

それを観ていたから、今は実際のアイドル(乃木坂・欅坂)にはまっていったのかもしれません。

で、劇中にでてきたダンスシーンはどうだったかというと、確かに動きにぬるぬる感?があって映像の進歩を感じさせられました。

振り付けなんかも、私がアイマスで観ていたものよりもかなり複雑でした。

それに、最初のうちは心も振り付けもバラバラだったものが、困難を乗り越えて弱い自分に打ち勝って最終的に一つになって揃っていくというところにもある種のカタルシスを感じます。

ただ、いかんせんキャラクターに感情移入しきれてない部分がどうしてもあるので、その点乗り切れなかった感は否めません。

まあ、2時間のアニメ映画なので仕方がないんでしょうね。毎週のアニメで感情移入できているキャラであれば、また全然違う見方ができたのかもしれません。

どんな人に向けて作られた映画?

一応、全年齢対象のアニメとして作られたそうです。

私の印象しては、プリキュアのような小学生向けではないけども、大人が全力で楽しむのは少しつらいという印象でした。

舞台設定が中学生の卒業の時期ということもあり、思春期真っ只中でさらに、もともとプリキュアを楽しんでいた世代の人であれば、かなり刺さる映画になっているんじゃないかと感じました。

いすみは、負けを認めたくないという気持ちから嘘を付いてしまうことからくる葛藤。

あおいは、本音を隠して自分から人を遠ざけてしまう葛藤。

こなつは、緊張やプレッシャーに耐えることができず逃げ出してしまう葛藤。

あさひは、両親の期待と自分の気持ちにうまく折り合いがつけられない葛藤。

さきは、過去の友達との軋轢を引きずって立ち直れないという葛藤。

これだけ思春期あるあるを持ち出してきたら、ティーンには自分の悩みだと自己投影して見られるキャラが絶対一人はいるはずです。

なので私としては、これを十代の頃に見られていたらなぁと無慈悲な時間に憤りを感じざるを得ませんでした

エンドロール後の演出長すぎ問題と続編について

もし、まだ見ていない友達にはエンドロール後の演出が凄く長いから、最後まで見た方が良いよと教えてあげてください。

marvelなんかは結構しっかり作りますがそれ以上でした。というか、完全に次回予告といった感じで続編があることを示唆していましたよね。

内容としては、高校に上がって今度はリアルの世界で謎の少年レノとの対決が描かれるようです。

確かに、時間の関係は当然あるだろうけど一人一人のキャラの掘り下げが足りないなと言う感じは間違いなくありました。

さらに、劇中ではレノは悪役側のはずがやられることなくフェードアウトして、あれ?と思いましたよね。

彼の正体は、続編でのメインキャラクターだったと。いろいろ納得です。

さらに新キャラも多数いましたよね。単なるモブかもですが。

といっても、続編についてはあくまで示唆で、公式サイトなどを観ても今の所決定事項ではないことが伺えます。

もちろん、もう既に決定していて時期がきたら正式発表ということも十分あると思います。

ただ、評判や売り上げなどを考慮して決めるというのが、定番のやり方なんじゃないでしょうか?

ツイッターをフォローしているので、なにか続報があればこちらでも追記したいと思います。

まとめ

95分という時間のなかで、しっかりと起承転結をぎっちり詰め込んだ作品なので、ややダイジェスト感があるのはご愛嬌といったところでしょうか。

続編もあってそっちも含めて一つの作品ということであれば、映画をまた違った視点で観られる機会もあるかもしれません。

それは、一つの楽しみではあります。

原作ありきの作品が多いなかで、あえて完全オリジナルで攻めているのは少なくともそれだけで好感が持てます。

やっぱオリジナルって、事前情報が少ないので他の作品よりも見る前の期待感が全然違いますもんね。

これからも東映アニメーションでは、どんどんオリジナルアニメにチャレンジしていってもらいたいです。

ただ、個人的には結構がっちりとした大人向けの方がありがたいけど。

【絶対に面白い!おすすめ関連作品】

冒頭でもふれたようにこの映画は、プリキュア」シリーズのダンス映像を数多く手がけてきた宮原直樹が監督を務めた作品になっています。

言うまでもなく子供から大きいお友達まで、幅広く楽しまれている作品です。

今作を楽しむための予習にも、楽しんだ後の復習にもプリキュア」シリーズのアニメや劇場版を観てみれば絶対面白いはずです。

このシリーズはU-NEXTで見る事ができるようです。

31日の無料期間に加えていまなら月に600円、2ヶ月目から1000円分のポイントまで付いてくるそうです。

全シリーズを観たとしても、ポイントを考慮するとだいぶお得ですよね。年末年始の時間が取れる間に一気に見てしまうのもありなんじゃないでしょうか!

私も評価をチェックして良さげな回や映画があればチェックしてみようと思います。

映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』感想 やっぱりレーザートラップは最高にクールだった!【ネタバレ】

さてー!

完全バイオハザード世代の立川あつです。

ローラが出演したり、シリーズのファイナルを飾る作品として話題の映画『バイオハザード:ザ・ファイナル/バイオハザード ザ ファイナル』が12月23日に日本先行公開されました。

私は、ゲームを1、2、3とバリバリにバイオをやってきた世代です。

と言っても、映画は最初のやつしか観てないんですけどね。

正確には2も観てるはずなんどけど、寝てしまったのでその後のシリーズは観ていません。笑

しかし!

今作が映画版のファイナルということで「これはさすがに観なきゃでしょ!」ってことで公開初日に劇場に赴きました!

内容としては、終始戦いっぱなしで飽きることのない安定のアクション映画に仕上がっていた印象です。

冒頭に必要な部分をダイジェストで説明してくれるので、今作からでも十分理解できるようになっていました!

世界を救う的な作品は腐るほどあるので、難しさは1ミリもありません。

それに、「誰から死んでいくのか?」を楽しむホラー的な要素もあるので細かいツッコミは無し!というのがこの手の映画を観る大原則です。笑

その点を抑えていたら、誰でも楽しむことができるんじゃないでしょうか?

ただ、やはり完結に向けてシリーズの回想シーンや人物関係なんかも踏まえていらので、全部観ていた方が良いのは間違いありません。

観に行くまで時間があれば、復習してからみることをおすすめします!

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことをそのまま書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

みんな大好きレーザートラップがキター!

普段はみんな気になってるだろうなというところからレビューするんですけど、いきなりこの話ですいません。

完全に自分の好きに偏ったところから…といってもみんな好きですよね?いや、好きってことでいきます!

触れただけで切り刻まれるレーザートラップ!これを観る為だけでも、私にとってはお金を払う価値があります。

というか、映画のアクションの中で一番好きかもしれないレベル。

1では、仲間がバタバタとやられていく中、隊長一人が懸命に避け続けていく姿がカッコいいんですよね。

特に天井と並行になって避けるシーン。鉄棒を見かける度に練習していました。自分ならどうやって避けるか妄想してた人は、だいたい友達です。笑

まぁ、最終的には理不尽な網の目でやられちゃいましたが。

というか、あれはそもそも攻略できないトラップなのか。

それともレーザーが発生した瞬間に前に出て網の目になる前に乗り越えなきゃいけなかったのか。謎でした。

そのレーザートラップが予告編で出てきた時にはめちゃくちゃ興奮しました。これは観るしかないなと。

本編では、かなりクライマックスに近いところでの登場!

出てきた瞬間「キター!」と心の中で叫んでました。笑

天井に近いところでの180°開脚避け。

前中からの股間ギリギリでのまたぎ避け。

さらに、ファーストでも出てきた体操選手もビックリな天井張り付き避け。

やっぱりこのレーザートラップはいつ観ても面白いですよね。最高でした!観てる間息してなかったと思います。笑

そして長年の謎、網の目は?どうなる?と期待して観ていたわけですが…

なんと…

出て来ず…(´Д` )

非常に残念です。

このファイナルでレーザートラップには、完全攻略があり得るのかというのを楽しみしてた部分があったので。

結局そこは、分からずじまいでした。答えを知っている方がいたら教えて下さい!切実に。

と言っても、DVDが出たら絶対また何度も観ることになるんだろうな。笑

※追記

レーザートラップ攻略について情報をいただきましたので、気になる方はコメント欄よりご確認ください!

私は、映画を観るときはDVD/Blu-ray派ですが、U-NEXT なら現在全バイオシリーズを31日の無料トライアル中に視聴できるそうです。

このシーンが好きだった人は見直してみるのもイイかもしれません。

ローラ何ですぐ死んでしまうん?

この映画は、日本ではおなじみのローラがハリウッドデビューするということでも話題になりましたよね。

バイオハザードは、日本向けということもありタイアップする余地があっただけだと思うのですが、それでもなんだか友達が出ているような感覚で、なぜか嬉しい気持ちで観ていました。

スタイルの良いローラですが、ミラジョボビッチの前では、小さく見えてしまうのがちょっと気になるものの凄くカッコ良かったです。

英語の発音もほぼ完璧だったんじゃないでしょうか?

とは言っても、かなり序盤にやられてしまったのには、拍子抜けしてしまいました。

セリフに関しては予告に出てきてたのが、ほとんど全てでした。

もうちょっと、生き残ってよー!と思いましたが撮影スケジュールと日本での仕事の兼ね合いからあそこだけになっちゃったんでしょう。

こればかりは仕方ない。ローラ目当てで観に来たは、残念だったんじゃないでしょうか。

ローラのハリウッド女優への転換。多分ないのかな。見た目は様になってたんですけど。

大迫力映像!お化け屋敷並に心臓に悪いシーン多数!

ビルからガソリンをぶちまけるシーンしかり、絶望的なまでの大群アンデッドまでとにかく大迫力な映像が多数登場していました。

特に、戦車上での戦いなんかは、マッドマックスを観ているのかと錯覚するほどの世界観がありましたよね。

やっぱりこの手を映画は、劇場で観るに限ります。

マッドマックスをスマホで観るほど寂しいものはありませんが、この映画も観るなら劇場ですね。

そして、「くるか?いや、絶対くるでしょ」と思いつつも、ビックリさせられてしまうというのが、バイオハザードの良いところ。

ゲームが爆発的な大ブームになったのもこのハラハラドキドキ感が半端ないからだったと記憶しています。

3以降どうなってるのか調べたら、現在は7まで出てるんですね。相当進化してるんだろうな〜。

映画を観て夢中になってゲームをやってた頃の記憶が戻ってきました。

今作でもしっかり独特の世界観は引き継いでくれていて相変わらず心臓に悪かったです。笑

多分、監督がやりたかったアクションシーンやゾンビ、クリーチャーの登場は全部やりきったんじゃないでしょうか。

特にこだわりを感じたのは、足を原始的な罠に取られてからのアクション。

いやいや、不用意だろ。俺でもひっかからんわ。というツッコミはなし!

足をロープに捕らわれた状態からの無双アクションを魅せたかったんですよ。絶対。笑

実際、この映画では一番カッコイイシーンに仕上がっていると感じました。

今までになかったですよね。

ロープを使って後からCGで消すというのは良くありますが、あえてロープに吊るされている設定からのアクション。

なかなか斬新で、楽しめました。

終わり方は賛否両論みたい

私は、マッドマックスみたいな世界観に終始興奮しっぱなしで観ることができました。

ただ、長年観続けてきて人たちにとっては、物足りなさがあったようです。

確かに、アクションに次ぐアクションで内容があまりないんですよね。笑)この点に関しては、疑いようのない事実だと思います。

  • Tウイルスを死滅させるワクチンを手に入れる。
  • アリスとレッドクイーンの正体とは?

内容としては、これが全てと言って間違いないです。

期待していたのに、あっけなく終わってしまったという印象になってしまうくらいの薄っぺらさでした。

長年追いかけてきたファンの人たちにとっては、「もっと厚みのあるエピソードを」というのは気持ちとして十分理解できます。

しかし、こういうシリーズものって結局この映画から見ても楽しめるっていう内容で作らざるを得ないっていうのも現実です。

全部見てないとわからないじゃお客さんが集まらないですしね。

1しか見てない私が、楽しめたのは逆に言うと内容を薄くしてくれたからだともいうことができます。

『マッドマックス』に内容を求めないと一緒で、アクションを観る為の映画という視点じゃないと期待外れになってしまう作品だと私は、感じました。

SNSやレビューでの酷評は、この点に集中していたと思います。なので、ストーリーを期待しているファンの方は、レンタル開始したら確認してみるくらいで良いかもです。

まとめ

私の人生では、ゾンビとの初めての遭遇はバイオハザードでした。

それから、ゾンビものの虜になって漫画、アニメ、海外ドラマ、映画とあらゆるゾンビものを観ています。といっても、ゾンビものの8割はなかなかのゴミっぷりのものが多いんですけど。笑

今作の『バイオハザード』は、ゾンビとの戦いという感じでは正直なかったですが、長年楽しませてくれたことに感謝したい気持ちでいっぱいです。

とにかく、しっかり完結してくれた。それだけで、十分なんじゃないでしょうか。

それにアリスも生きていて、まだこの後の世界があるということもなんとなく示唆してくれましたしね。といっても、レッドクイーンのエンドロール後のセリフは意味不でしたけど。笑

【絶対に面白い!おすすめの関連作品】

やっぱりせっかく完結したシリーズものなので、もう一度1から復習して観てみたいですね。

私は、1しか観ていないのでまだまだ『バイオハザード』の世界観を楽しむことができそうです!

やっぱり、大好きなレーザートラップのシーンをもう一回見返したい。笑

特に1は、ラクーンシティを舞台にしてますしね。ゲームでは、2でしたよね。始まりの場所に帰ってきた本作から1を見直すとまた違った見方ができるかもしれません。

12月23日現在、U-NEXT で観れる動画になっています。

31日の無料期間に加えていまなら月に600円、2ヶ月目から1000円分のポイントまで付いてくるそう。

年末年始の時間が取れる間に一気に見てしまうのもありなんじゃないでしょうか!

私の場合は、そんなの関係ないので寝ずに見ちゃうと思うけど。笑

復習したい人は是非チェックして観てください!

映画『幸せなひとりぼっち』感想 最初は不快感でも最終的にはオーヴェ萌えになること間違いなし!【ネタバレ】

どうも!妻と生き別れた訳でもないのにひとりぼっちの立川あつです!

スウェーデンで5人に1人が観た!スターウォーズに勝った!と話題になっている映画『幸せなひとりぼっち』が12月17日に全国公開されました。

私は、新宿シネマカリテの割引デーの日に観に行ったのですが、劇場は満席でした。

しかも、自分が観に行った時間だけでなくその日の公開分、全てが満席だったようです。

今は、公開している劇場が少ないですが、これからどんどん増えていって欲しい映画です。

笑い声、すすり泣く音。一体感。

周りの人の反応まで含めた鑑賞体験は、劇場でしかできませんし、私は結構好きです。

子供からお年寄りまで楽しめる映画なので是非、身近な人を誘って観に行ってください。

【作品情報】

世界で250万部を売り上げたフレドリック・バックマンのベストセラー小説を映画化した作品。

主人公のオーヴェを演じるロルフ・ラスゴードはスウェーデンアカデミー賞と言われるゴールデンビートル賞で主演男優賞と観客賞をダブル受賞している。

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことを書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

偏屈おじさんが出来上がるまでの軌跡に涙

セットで割引の花に対して怒鳴り声を上げて不満を訴える。

自動車の通行禁止のルールには、どんな例外も認めない。

その他、ゴミの分別、自転車の駐車、犬のおしっことどんな細かいことにも厳格で、違反している人には容赦無く怒鳴り声をあげる。

いわゆる、おせっかいの偏屈親父。私が育った北海道の地元にも、まさにこういう人がいました。

◯◯のおっちゃんと呼ばれて、忌み嫌われてたように記憶しています。

ひょっとしたら、近所の偏屈親父という存在は、世界中で普遍的に存在しているんでしょうか?笑

正直、冒頭の花のシーンなんかは、呆れてしまうようなクレイマー的な態度で、できるなら一生接点を持ちたくない人だなと感じてしまいました。

これは、むしろ周りの人がかわいそうだなと。

しかし、映画って言うものは不思議なもので、観ているうちにだんだんこの偏屈親父、オーヴェが愛おしくなっていきました。

父親から教わった正直さ

まず、その偏屈の根本的な原因になっているであろう父親とのエピソード。

父親の掃除の仕事を手伝っていたオーヴェは、汽車の中で財布を見つけました。

その財布を紆余曲折の末、父親からお前の好きなようにして良いと言われます。

見つけた時は、自分のものしようとしたその財布を、オーヴェは落し物として届けることにします。

その時に、父親から「正直であるのが一番だが、正直でいる為には後押しが必要だ」ということを教わり、オーヴェは死ぬまでそれを守り続けることになります。

私は、聞いたことのないタイプの人生訓ですが、なるほどなと共感することのできる言葉でした。

このエピソードを知るとあくまで正直でいようとする姿のようにも見えてきます。

ソーニャとの出会いで分かる不器用すぎる性格

そして、妻ソーニャとの出会いでオーヴェがいかに不器用な人間かということもわかります。

家を無くしたオーヴェは、仕方なく汽車の中で夜を明かすことになります。

しかし、起きた時には既に汽車は動き出してしまっていたのですが、そこで運命の出会いが待っていました。

それが、後に妻になるソーニャ。そこで、切符のお金も持ってないオーヴェはお金を借りることになります。

オーヴェは、明らかに一目惚れしていたので、そこで連絡先を聞けばいいのに聞けませんでした。

まあ、しょっぱなからだいぶ不器用なのが伺えましたよね。

さらに、レストランでも楽しい会話ができず切り出した話が車の話なのも不器用だし、好きなものを頼んで欲しいからと先に食事を済ましてきてしまうのも不器用だし、気を引くために軍人だと嘘をついていたことを打ち明けるというのも全部不器用でした。

とにかく不器用。不器用&不器用。

ただ、その不器用さの中に間違いなく優しさがあることもはっきりと感じられました。ソーニャがオーヴェのことを好きになるというのも十分理解できます。

ただ、ちょっと男の願望が入っている部分はありますよね。ソーニャみたいにありのあまの自分を受け入れて愛してくれる人がいて欲しい。

そんな人に巡り会いたいと。実際は、そんな天使はいないっすよ!そうでしょ?ってやさぐれる場面じゃないか。

まあ、あんまり映画の世界観の外に出ちゃうのは良くないですね。戻します!笑

オーヴェの秘密

そこで話が終わってくれれば良かったんですが、オーヴェはもっと大きな秘密を抱えていました。キッチンが低いことと関係しているエピソードです。

序盤から気になっていて、そこが核心だろうなと思ってはいたのですがなかなかつらい話
でしたよね。

旅行先のスペインでの事故でソーニャは子供を失い、さらに車椅子生活を余儀なくされます。

事故の原因は、「ルールを守らない人たち」によって起こされたものでした。

しかし、責任を追及しようにも裁判所に訴えは棄却されてしまいます。

さらに、車椅子であるという理由でソーニャの教師になるという夢まで閉ざされかけました。

こんな理不尽な現実にもソーニャはあくまで前向きで、オーヴェに「今を必死に生きるの」と語りかけます。

その言葉で、オーヴェは断られた学校にいき自らバリアフリーのスロープを作ってしまいました。

このシーン、なかなか胸にグッとくるものがありましたよね。

振り上げた拳を下ろす場所が、見つからないもどかしさ、怒り、悲しみがあったはずです。それを押し殺してソーニャのためにできることを全力でする姿。泣けます。

コメディタッチの部分もたくさんあり泣かなくて良い映画かなと思っていたので、不意打ちを食らった感じです。

死のうとする姿には笑わされ、前向きに生きようとする姿に泣かされるという不思議な映画でしたよね。

正直+不器用+理不尽な境遇=オーヴェという男

「車は思ったより単純には動いていない」というセリフが劇中で何度か出てきます。

このセリフは、まさにオーヴェのことを言っているんじゃないかと私は感じました。

オーヴェも単純に偏屈というわけではないことが、映画を見ていくなかで徐々に明らかになっていきました。

丁寧に挟まれる回想のエピソードを見るたびに、オーヴェがどういう人間かわかってきました。

極端なまでにルールに厳しいことにもちゃんと理由があったわけです。

一旦それを知ってしまうと、もう単なる偏屈おやじだとは見ることができなくなります。

原題は『オーヴェという男』と訳すそうなんですが、こっちの方がしっくりくるタイトルですね。

同じ人なのに映画の最初と最後では、全然別人のように感じました。

といっても、死ぬ間際でも救急車すら通そうとしないあたり、最後まで間違いなくオーヴェでしたけど…。笑

死に関わるシーンでは意地でも泣かせないとう、監督のこだわりがあったんでしょうかね。

まとめ

私は、今回初めてスウェーデンの映画を観ました。

スウェーデンと言われるとIKEA福祉国家というイメージしかありませんでした。

ただ、この映画では孤独死やマイノリティの問題、隣人愛などかなりどこの国にもある普遍的なテーマを扱っていて、知らない国のできこと思えないくらい身近に感じました。

というのも、冒頭でもふれたように私自身の経験でもオーヴェのような人が短にいたこと、さらに今は少ないであろう平屋が並ぶ横のつながりの深い地域で生まれ育ったことも親近感を覚えた理由かもしれません。

小さいころには、隣の知らない老夫婦のうちに預けられたりしてましたしね。まさにパルヴァネの二人の子供みたいに。笑

もし、自分がソーニャのような女性と巡り会えたら、この映画で観たような隣人に囲まれた場所で生活したいものです!

絶対に面白い!おすすめ関連作品

SNSやレビューサイトでも言われているようにこの映画は、クリントイーストウッド監督・主演の映画『グラントリノ』みたいと言われています。

それぞれ良さがあるので、あまり似てるっていう表現はしたくない派です。

ただ、この『幸せなひとりぼっち』を見て共感できる人であれば、『グラントリノ』も間違いなく響く作品だと思います。

私は、最近dTVに入ったので週末には、復習してみたいと思います。DVDも絶対買いですね。いつでるんだろ?