TOKYO ALONE

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映画『ドクターストレンジ』感想/映像酔い注意!万華鏡の中にぶち込まれたような体験ができる映画!

映画-感想

1月27日に公開された映画『ドクター・ストレンジ/Doctor Strange(原題)』の感想をまとめています。今年の劇場鑑賞9作目の映画です。

さてー!

ヒーローもの大好き、立川あつです。

マーベル・スタジオの作品は、そんなに観ているわけではないのですが、予告編での空間を歪める演出が気になって仕方がなかったので、公開初日のレイトショーで鑑賞してきました!

なんか、勝手に『デッドプール』の仲間かなとか思っていたのですが、調べてみると世界観が違うみたいですね。

「マーベル・シネマティック・ユニバース」という一連のシリーズの14作目となるそうです。

そんな、レベルの知識しかありません。笑

ただ、全然事前知識とかが必要なタイプの作品ではなく、非常に初見に優しい作りの映画になっていました。

面白いキャラクター設定。インセプションを彷彿とさせる映像。クスッと笑えるギャグ要素。

飽きずに観られる要素がふんだんに盛り込まれていました。

やや、既視感のありますが、原作のある作品なのでこっちがオリジナルなのかもしれませんね。

とにかく、映像の迫力がすごいので完全に劇場鑑賞向きの映画です。近くで公開している映画館があれば、是非足を運んでみてください!

【作品情報】

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことをそのまま書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

あらすじ

腕には間違いがない高い医療技術を持つが傲慢な性格から周りから嫌われているスティーブン・ストレンジは、よそ見運転による事故で両手の神経を損傷しいままで築いてきたキャリアとドクターとしての自尊心を失いかける。手の治療のためにあらゆる西洋医療技術を試みるも全てをやり尽くしても回復の見込みはなく、やがて神秘に満ちた東洋の魔術の力へとたどり着く。

魔術の修行に励むストレンジは、永遠の命を得ることを目論むカエシリウスとの戦いに巻き込まれていき、医師として敵を傷つけることに苦悩する。手を元に戻すことを優先し外科医に戻るか、最強の魔術師として相手を殺す戦いの道に進むか究極の選択を迫られるストレンジであったが…。

ネタバレ感想

時空を操る映像表現がハンパない

今作で注目すべきなのは、間違いなく予告にも一部流れた映像表現ですよね。

興味があるなら絶対に映画館で観るべきだと断言できる作品です。近頃、某匿名ブログに映画館に足を運んでまで、観るものはない。月額の動画配信やTV放送を待ってれば見られるんだからという意見がありました。

もちろん、個人の意見なのでそれを批判するわけじゃないんですけど、果たして今作を映画館それも3DやIMAX、4DXで観ても同じことが言えるとは到底思えません。

大きなスクリーン、音響で観るからこその映画でした。

特に印象的なシーンは3つあったと思います。

一つ目は、エンシェント・ワンに初めてマルチユニバースの時空の旅に導かれるシーン。

二つ目は、カエシリウスとの都市での追走劇。

三つ目は、時間を逆走しながらのバトル。

どれも、イリュージョンのように時空そして、重力までを歪めてしまう映像に驚かされっぱなしでした。

正直、あの映像をなんて表現したら良いのか、私の拙い語彙では表現しきれません。笑

なので、あんまり他作品と比べるのは良くないのですが、具体例を挙げると『インセプション』と『マトリックス』をミックスした感じの映像になっています。

もちろん、それ以降も映像技術は進化しているので、今作の方が迫力という点では圧倒的だったように感じました。

キャラクター設定が好き!

私は、ヒーローといってもいかにも正義漢な人物ではなく『デッドプール』のような一癖あるタイプが好きです。

ドクターストレンジは、まさにそういうタイプで、さらにそこから1回転半ひねりを加えたようなキャラでした。

傲慢で優しさのかけらもない。はっきり言って、性格的には大嫌いなタイプです。笑

ただ、キャラクターとしては面白いですよね。

こういったいかにもいけ好かない男が全てを失って這いつくばるところというのは、やっぱり画になります。笑

あまり良い感性じゃありませんが、天狗になっている人の鼻が折れる瞬間というのを潜在的に見たいと思ってるのかもしれません。笑

その挫折や屈辱を乗り越えてヒーローへと成長していくというところが、人間味があって凄く良かったです。

最初から俺つえー的なヒーローが悪い訳じゃないんですが、最初から超人的だとイマイチ感情移入ができなかったりするんですよね。

あとミスターでも、マスターでもなく自分はドクターだという明確なアイデンティティーを持っているところもカッコ良かったです。

ラスボスが不甲斐なさすぎ!笑

今作でのラスボスとして登場するドーマムゥ。この敵が、現実世界に現れれば地球は滅んでしまうという壮大なストーリーのもと話は進んできました。

ただ、正直恐ろしいのはその見た目だけで、何もぜずに撤退させられてしまったというのは残念で仕方ありませんでした。

もちろん、ドーマムゥを前にしてドクターストレンジは全く勝つことはできなかったわけですが、作戦としては完全に術中にはめてしまっていましたよね。

そもそも、マーベルに限らずあらゆる物語でも時空をコントロールする能力のあるキャラクターというのはチートレベルの強さを誇ります。

まあ、時間を操られたらどんな能力も無意味になってしまうのは、当然の展開ですもんね。

しょうがないといえばしょうがないのですが、それでももうちょっと見応えのあるバトルかなんかがあればなと感じました。

キャラクターとしては、勝てない相手に対して真っ向勝負を挑むのではなく、魔術を利用した策を弄して勝利するというのはドクターストレンジらしさはありました。

さらに、カエシリウス一味を殺さずに葬り去るという方法がこれしかないので、ある程度必然性がある結末だったのは間違いありません。

そして、エンシェント・ワンが闇の世界からエネルギーを得ていたことを知って魔術師の存在に疑問を持ち始めたモルドが次の的になることを示唆して幕を閉じました。

これは、次回作に期待できる終わり方になりました。興行収入もかなり良いようなのでおそらくドクターストレンジ2も制作されるのではないでしょうか?

正直、映像表現自体は出し尽くした感がありますが、今度は映像だけでなくストーリーで楽しまあせてくれると嬉しいですね。

まとめ

マーベル作品というのは、スパイダーマンはじめ全然チェックしていないシリーズだったんですが十分楽しむことができました。

世界観が分からないので、楽しめないかもなと期待値低めで観に行ったのも良かったのかもしれません。

ただ、「マーベル・シネマティック・ユニバース」という一連のシリーズとの関連性も出てくると思うので、まだ観ていないものがある人は絶対チェックした方が良いでしょう。

私は、シリーズ6作品が収録されたBlu-rayのセットを早速ポチっちゃいました!笑 

 ただ、U-NEXTでもたくさんの作品を観れるようなので、動画配信でも良いという方はそちらでチェックした方が金銭的には圧倒的にお得になると思います。

是非、熱が冷めないうちに一気に干渉してみましょう。

酷評『新宿スワンII』感想/俳優の無駄遣いと無駄な喧嘩に激おこ!

映画-感想

1月21日に公開された新宿スワンの感想をまとめています。今年8作品目の劇場鑑賞になります。

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さてー!

ハードボイルド大好き立川あつです。

大人気漫画の実写映画化第2弾として話題の新宿スワン

私は、ヤンマガを購読していた時に連載を追って読んでいたことのある漫画です。

けど、それもはるか昔の話。うっすらとキャラを覚えているくらいの事前知識しかありませんでした。

ただ、映画化というのは原作と別物。

初見の方にも分かりやく作られることが多いので、あまり気にせずに鑑賞してきました!

意気揚々と観たのですが、結果的には正直言ってストーリーから置いて行かれた感があります。

お恥ずかしい!笑

ということでこれから観に行く方には、原作を振り返って置くことをお勧めします!

まんが王国なら、キャンペーン中で3冊無料で試し読みができますのでチェックしてみてください。

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことをそのまま書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

ハイライト

主人公・白鳥龍彦は、歌舞伎町という裏社会を舞台にスカウト会社「新宿バースト」で確かな地位を確立していました。渋谷への進出ができない中で勢力拡大を図る社長・山城神の命により、龍彦は幹部の関玄介と共に横浜へ送り込まれる。

しかしそこは、滝正樹が牛耳る難攻不落の王国。激しい暴力での潰し合いを覚悟して乗り込むも、警察との癒着により圧倒的に不利な戦いを強いられる龍彦たち。さらに、ケツ持ちのヤクザとの裏取引にまで踏み込む滝の策により、後ろ盾を失い窮地に陥った新宿バーストは、龍彦の破門で事態を回避しようとする。

そして新宿と横浜は全面戦争へ突入していく。

ネタバレ感想 酷評

ストーリーについていけなかった…

この点に関しては、私自身にも問題があるのですが、正直内容があまり頭に入って来なかったです。

というのも、まずスカウトという存在が良く分からない。

確かに、一時期繁華街を歩くとスカウトに当たるという時代があったような気がします。

ただ、それも今は昔のはなし。

現在は、いわゆるぼったくりの飲み屋や風俗の客引きくらいしか見かけないですよね。

なので、龍彦のように歌舞伎町で信頼を得て、街を歩けば声をかけられるという存在感にあまりにも現実感がありませんでした。

さらに、スカウトという仕事を取り巻く裏社会の内情についてはさらに謎。

ヤクザのケツ持ちがたり、ライバル会社との軋轢、抗争、権力争い。

そこら辺の事情というのは、いわゆる任侠の世界とも違うし、会社の出世争いとも違う。

スカウト界隈の事前知識なんてものはほとんどないですし、独特なヤクザとも普通の企業とも違う立ち位置に対する理解がなかなか難しいものがありました。

正直、ヤクザと私企業の板挟みなるような業界が今作のように羽振りの良い華やかな存在になり得るはずがないですしね。

このように業界の裏側に対する理解が不足していたり、設定に違和感を感じてしまうと、どうしてもストーリーを必死に追いかけて、楽しむということが私にはできませんでした。

途中から、頭の中で整理する事すら放棄してしまいましたしね。笑

ただ、原作を知っていたらまた違う見方をする事ができるんじゃないかと思います。

複雑な関係性、登場人物のキャラクターなどあらかじめ頭に入っていれば、スッと世界観に入っていけるんでしょうね。

映画化される作品ってある程度一般化されて観やすくなるイメージがあったのですが、思ってたほど初見の観客に優しくはなかったなというのが本音です。

広瀬アリスのムチムチ感は良いけど…

妹が女優として大活躍しているので、容姿が似ていることも含めどうしても重ねて観てしまいますね。

やや、姉アリスの方がムチっとしていて個人的には好きです。笑

ただ、今作で演じていたキャラクターは正直今作に必要だったのか?というレベルで謎です。

今作の主軸は、関VS滝、白鳥と洋介の関係がメインでした。

映画の都合上ヒロインが必要だからという理由で捻じ込まれたとしか思えないくらいメインのストーリーには絡んで来ませんでした。

しかも、キャラ設定と容姿があまりにもかけ離れていたなという印象。

広瀬アリスさん自体は、言うまでもなくモデルもしっかりこなす美形の女性です。

ただ、今作のマユミはちょっと頭の弱い感じの子なんですよね。信じてたら空も飛べるんだよと言っちゃうくらい。

ピュアなんだけど、頭のネジが一本抜けてるのかなと思わせる天然キャラ。

自分で橋から飛び降りておきながら、助けられて泣き出しちゃうというのもそうですね。

借金も闇金から借りていて、しっかり働くようになったのに元金が増えている始末。

全然、見た目とキャラが釣り合っていませんでした。

というか、この彼女との一連のエピソード必要でした?笑

何か、伏線として後から絡んでくるということもなかったと思います。

男と男のぶつかり合いばかりのハードボイルドな世界観に迷い込んでしまったような意味のない絡みの連続に違和感しか感じませんでした。

コンテストのダンスシーンもなんで、あの踊りが評価されるのかさっぱり。

自信満々の女性陣の中で、スレてないピュアな動機からのパフォーマンスがウケたとも理解できますが、だとしたらもうちょっと説明が必要な気もします。

このよううな一連のシーンをもうちょっとストーリーの方に割いてくれていれば、映画の世界観に入っていけたんじゃないかと私は感じました。

まとめ

喧嘩に始まり、喧嘩に終わる。この血なまぐさい感じが好きな人には、十分飽きずに楽しめたとは思います。

ただ、やっぱりいかんせんストーリーが薄い。

滝と関の関係を掘り下げるんでも、龍彦と洋介のシャブをめぐるシーンを増やすのでも、あるいはヒロインとの恋愛要素をがっつり描くのでもいいから、とにかくどこかに集中してほしかったです。

伊勢谷友介金子ノブアキ綾野剛浅野忠信など出演者は文句なしで豪華だし、一人一人のキャラクターも濃くて面白くなりそうなんだけどな…という残念感が非常に大きい作品でした。

園子温監督が得意な過激な暴力シーンは、確かに迫力満点だったのですがやっぱりストーリーに入り込めていないと単に消費されていくだけな気がしてなりませんでした。

原作は、超ロング連載の作品なのでまだまだ描ききれていないストーリーはたくさん残されているようです。

次回作に期待したいですね。新宿スワン3!待ってます!

おすすめ関連作品

園子温監督の作品は、その独特な世界観からファンもすごく多いですよね。もちろん、私もその一人です。

時効警察』というテレビドラマをやっていた頃から好きでした。

今作でも、期待感が高かったからこその酷評といった感じです。

中でも、『ヒミズ』なんかは特に園子温監督らしさが出ている非常に評価の高い作品で、おすすめです。

U-NEXTなら、その『ヒミズ』を含む16作品を観ることができるようです。園子温作品が好きだけど、まだ見ていないという方は是非チェックしてみてください!

>>園子温監督の作品はこちら!

劇場版『黒執事 Book of the Atlantic』感想/ゾンビ×タイタニック=面白い

映画-感想

1月21日公開の劇場版 黒執事 Book of the Atlanticの感想レビューをまとめています。今年の劇場鑑賞7作目の映画です。

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さてー!

ゾンビ映画大好き立川あつです。

いわゆる腐女子の方々から絶大な人気を誇っている…らしい黒執事の劇場版。劇場は、予想どおり女性でいっぱいでした。

実は、私は昔に漫画をちょっと読んだだけで、ほとんど内容を覚えていないという状態で鑑賞しました。

原作をあまり知らないのに、劇場版映画観るかね?とお怒りの声が聞こえてきそうですが、私は冒頭に書いた通り、ゾンビが大好物なのです。

なので、この劇場版アニメはゾンビ映画として観てきました。笑

そして公式サイトなどで情報を調べるとこれは、どう考えても映画タイタニックパクリ…オマージュ!

名作映画ですし、嫌いな人いませんよね。

ゾンビ×タイタニック

舞台設定としては、めちゃくちゃ胸熱ものです。実際、原作をあまり知らなくても十分楽しむことができました。

アニメで重要なキャラ設定も、難しいことはありませんでしたしね。むしろ、主要な二人の関係性を紐解くシーンもあったので、初見の方にも優しい内容でした。

私の通う映画館は、レイトショー1000円で観ることができるので、全然損をした感じはしないです。

もちろん、ファンの方ならもっと楽しめるんじゃないかと思います。ポストカードももらえるので、是非劇場に足を運んでみてください!

【作品情報】

  • 枢やなの漫画を原作に、これまでにもテレビアニメやOVA、実写映画が製作されてきた人気作品「黒執事」の劇場版アニメーション
  • 監督はテレビシリーズ「黒執事 Book of Circus」やOVA黒執事 Book of Murder」を手がけた阿部記之
  • 原作でも人気の高いエピソード「豪華客船編」を映画化

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことをそのまま書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

ハイライト

ある日、世間でまことしやかにささやかれる「死者蘇生」の噂を耳にしたシエルとセバスチャンは、調査のために豪華客船カンパニア号に乗り込む。そこには、アンダーテイカーを始め多くの顔見知りも乗船していた。

世界中の人に健康をという使命のもと行なわれた死者蘇生の人体実験は、実際には生者を食らうゾンビを作り出すだけのものであった。結果、最初の蘇生失敗から、あっという間に豪華客船はゾンビに占拠されてしまう。

実験の責任者リアンストーカーを探し出し、ゾンビの動きを止める装置があることを突き止めた2人。しかし、客船は船員が襲われたことにより制御できず、氷山に激突してしまう。

沈没というタイムリミットが迫るなか、この混乱の原因を作っている黒幕は葬儀屋のアンダーテイカーであることが発覚。そして、バトルのなかで彼の正体が死神であることことが明らかになる。

ネタバレ感想

思った以上にゾンビ映画だった!

ちょっと私は、普通の客層と見方が違うのですが、この映画では黒執事というアニメの中でしっかり「ゾンビ映画」をやっていてかなり笑ってしまいました。

まず、デスサイズという武器に関して。

別に、今回ゾンビ編だからということでチェンソーと芝刈り機を用意したわけではないと思います。

ただ、この二つのアイテムは、スプラッターゾンビ映画の定番なんですよね。

相性が良すぎます。

そして、実写では難しいびっくりするほどのアクションに次ぐアクションは、すごく新鮮で爽快感がありました。

セバスチャンにしろ、死神の三人にしろあそこまで重力を無視した戦いは、アニメでしたみられないですからね。笑

さらに、ゾンビの登場シーンもかなり印象的でした。

最初の実験シーンを除くと、まずはシエルが背後から不意打ちで単体のゾンビに襲われます。

この「後ろ!後ろ!あぶなーい!」というドキドキ感がゾンビ映画の醍醐味ですからね。笑

そして、この後に続く無数の棺桶が揺れだして一気にゾンビが飛び出してくる演出。定番の群れとの遭遇ですね。

これも、ほとんどバイオハザードやウォーキングデッドを観ているかのような展開で、鼓動が高鳴りました。おそらく、原作者の方もゾンビものが好きなのか、かなり研究されて作っているのがよくわかりました。

もし、今作でキャラクターだけじゃなくて、ストーリー自体に面白さを感じたファンの方がいれば、あなたはゾンビマニアになれる才能があります。笑

是非、ゾンビの世界にもチャレンジしてみてください!

リジー可愛すぎワロタ

女性ファンが多い作品だというのは知っていたので、バリバリアラサーおっさんの私は正直キャラクターには全然期待していませんでした。

しかし、このリジーというキャラに関しては、完全に男性向けの萌えキャラでしたね。

シエルの銃弾が尽きて、あわやという時に秘めた剣術という能力があらわになります。

その剣術が素晴らしいことはもちろんなのですが、なにより自分は守ってもらう立場でいたくてというのは可愛い過ぎな設定ですね。笑

わがままで甘えん坊に見える子が、実は健気で誰よりも強い剣術の使い手といういわゆるギャップ萌え系なので、鉄板で嫌いになる要素がありません。

リジーに関しても、この劇場版では回想シーンがあって、キャラクターを知らなくても掘り下げて説明してくれるので、どういった関係性なのかがよくわかって助かりました。

正直、このリジーというキャラクター。一気にファンになってしまいました!

Amazonでフィギュアを探してみたんですが、劇場版に対応したリジーフィギュアはないみたいです。残念…。

代わりにはなりませんが、可愛いシエルフィギュアをポチってしまいました。笑

飾りたくなる表情とデザインですよね。笑

そして、その他の面々もびっくりするくらいキャラクターが濃いので、初見なのにたくさん笑わせてくれました。

赤髪のオカマの死神。蛇がしゃべっていることにするスネーク。

そして、なによりワイングラス一つで周りをコントロールする男ドルイット。笑

今作で一番面白かったのは、ドルイットですね。かなりシリアスなバトルに放り込んでくるナルシストな言動は、笑ってはいけないシリーズレベルで反則的でしたね。

結構、いろんなアニメで定番のキャラ設定だったりもするので、初見キャラでも十分伝わってくるものですね。

その他の『黒執事 Book of the Atlantic』グッズはこちら

まとめ

劇場で公開するだけあって、いろんな鉄板設定をふんだんに盛り込んでいて面白くならないわけがないという感じの作品でした。

笑いあり、涙あり、きっちりゾンビ映画でもある、そしてなによりもストーリーの骨格がタイタニックですからね。初見でも大まかな展開には全く混乱することがありませんでした。

ただ、シネマティックレコードの件なんかは、かなりオリジナリティのある設定で若干飲み込むのに時間がかかりますが、それでも単なる回想と考えれば理解できます。

もちろん、原作を知り尽くしていた方が間違いなく楽しめるでしょうし、好きな声優さんが出ていたりしたら余計にですね。

まだ、劇場に足を運ぶまでに時間があるなら、原作漫画やアニメを予習してみると良いかもしれません。

私は、これを機に黒執事のシリーズを一通りチェックしてみたいと思います!

映画『沈黙 サイレンス』感想/本当に160分もあった?っていうくらいの没入感でした

映画-感想

1月21日に公開された映画『沈黙 サイレンス』のネタバレを含む感想レビューをまとめています。今年の劇場鑑賞6作目の映画です。

さてー!

バリバリの無心論者、立川あつです。

大学がミッション系で、住んでいた寮では二週間に一回礼拝があったので、身近にキリスト教があった時期があります。

といっても、恥ずかしながらキリスト教について恥ずかしいくらい何も知りません。

そんなに身近にあったのに?と思われる方もいるでしょうが、今の時代勧誘もされないし感化されるということもありませんでした。もちろん、私だけじゃなくて周りも。

なので、何も宗教的に深いことは言えないので、その点ご了承ください。笑

しかも、キリスト教徒の弾圧に関しては歴史の教科書で習ったくらいで、踏み絵、カタコンベなどテストに出るキーワードを知ってるという程度の知識しかありません。

しかし!

この映画自体は、かなり胸を打たれる内容でした。それは、信仰を持った人たちの強さや弱さ、そして葛藤がこれでもかとふんだんに盛り込まれているからだと思います。

人間味溢れるドラマなので、宗教をテーマとしていながら普遍的な人のあり方をのぞきみることが出来た気がします。

興味がない人のほうが、かえって宗教を信じている人たちの信仰心はどこからくるのかなど素朴な疑問に対する答えに触れられて、新鮮に観ることができる気がします。

ただ一方で、ずるいなと感じる部分も結構ありましたが…。

是非、気になっている人は劇場に足を運んで見てください!

【作品情報】

ネタバレ

ハイライト

江戸時代、キリスト教を禁止された影響で棄教したと噂されているフェレイラ神父の行方を確かめるべく、日本へと向かう若き宣教師のロドリゴとガルペ。2人は旅の途上で知り合ったキチジローという日本人を案内役に、なんとか長崎へとたどり着いた。

日本はキリシタンを密告したものには報奨金を出すほどの厳しい取り締まりを行っていることを知る二人。その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会い匿ってもらう。そこで、全く文化の違う国でも自分たちの信じる宗教で多くの人を救うことができると実感する。

それも束の間、キチジローの裏切りによって遂にロドリゴらも捕まってしまう。棄教を迫るも頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の井上筑後守は厳しい拷問、そして処刑を見せつける。次々と犠牲になる信者を前にしてついに、ある決断をする。

ネタバレ感想

踏み絵の演出は、印象的!けど、ずるいぜそれはと思うところ

本作では、最初から最後まで踏み絵をものすごく印象的に描いていました。

っていうか、踏み絵って紙でできた絵じゃなかったんですね。確かに、紙じゃなん度も踏めないか…。

日本人なら「踏み絵」という単語を知らない人はほとんどいないんじゃないでしょうか?

というのも、学校の授業で習うとき必ず「いや、踏んだらいいじゃん?」「俺なら、100回踏むね」などと違和感に耐え切れずたくさんの素朴な意見が飛び交うというのが、あるあるですよね。

キチジローのようにその場では踏んどいて、後で反省すればいいじゃんみたいな。笑

しかし、劇中でも多くのキリシタンが、イエスキリストの顔を踏むことができず処刑されました。

磔にされて、海に入れられる人。

縛られて生きたまま火あぶりにされる人。

いきなり、首を切られる人。

動けない様にされ、海で溺死させられる人

逆さ吊りにされて、首から先を穴に入れられる人。

かなり残虐なやり方での、拷問・処刑が行われていました。正直、見ているだけで目を背けたくなるレベルです。

そうなることが分かっていても、信じている神様を裏切れない多くの敬虔な信者たちがいた…ように描かれていましたが、私は正直ここら辺はずるいなと思いました。

いや、はっきり言います。この描き方はずるいでしょ!

絵を踏めなかった人たちは、神様が尊かったからではないと私は思います。

宗教の本質は、不安を煽りそこに救いの手を差し伸べて、人を取り込んでいくということです。キリスト教も例外ではありません。

天国に行けるのは信者だけで、棄教すれば地獄に落ちるというのは王道の宗教的な教えですよね。

つまり、キリストの顔を踏めば自分は地獄に落ちると信じていたから踏めなかったんです。この映画では、この点がすっぽり抜け落ちてしまっていました。

弾圧に屈せずに、信仰を守るというと確かに聞こえが良いです。

ただ、当時の農民は知識とは切り離された人たちだし、当然聖書を読むことすらできません。キリスト教についても実際はほとんど知らなかったというのが本当のところでしょう。

小松奈菜ちゃんが、「(キリシタンのまま)死んで天国に行けることは良いことなんじゃないですか?」とパードレに尋ねるシーンが印象的でしたよね。

生きているだけで苦しい時代。死んでまで地獄に落ちて苦しい思いをしたくない。それなら、キリシタンのまま死んで天国に行きたい。

穿った見方かもですが、こうやって純粋な人の気持ちを利用して殉教者を作り出す仕組みが宗教には確実にあります。

そして、その殉教者の存在は、生きている信者の信仰心をより強固なものにしていくという性質があるようです。

確かに、神様を信じて殺されてしまった仲間をみて、じゃあ信じるの辞めようじゃ犬死になってしまいますしね。

別に、宗教の種明かし映画ではないので、全部つまびらかにとは言いませんが、地獄に対する表現が少しでもあったらなと残念な部分がありました。

ロドリゴと幕府側との議論が潔い

上では、ちょっとキリスト教の悪口みたいになってしまったのですが、布教する側と幕府側とでちょっとした宗教論争が交わされるのもかなり印象的でした。

つまり、キリスト教が善で、弾圧する側が悪だという価値観ではなかったようにも取れます。

主役のいるストーリー上、ロドリゴ側の視点ではありますが、井上筑後守(イッセー尾形)や通辞(浅野忠信)あるいは棄教したフェレイラとのやりとりで、幕府側の主張を説くシーンもたくさんでてきました。

日本は当時すでに独自の宗教、文化を確立していたこと。統治上、異分子が入り込んでくることは脅威であること。

頑な信仰心よりも幕府側の主張の方が、むしろ合理性を感じられる内容だったんじゃないでしょうか?

これを、カトリックの司祭を目指していたことのある監督が作っているというのが凄いですよね。

宗教をテーマにして描くストーリーというのは、ツッコミを許さないのが基本的なスタンスなような気がします。キリスト教徒なら、誰もが如何に弾圧が残虐なものだったか、日本が酷い国だったかに当然目がいくでしょう。

しかし、この映画ではきっちり弾圧する側の論理も潔く描いていました。スパイス程度ですが。これが、あるかないかで私のなかでは全然評価が変わっていたかと思います。

もしなかったら、残虐な日本人がいかにロドリゴをダークサイドに落とすかという、SFがはじまりそうな安易な内容になっていたんじゃないでしょうか。

この映画を観て宗教の自由をという願いを持つのは当然ですが、一方的な理屈での布教にも問題意識を向けるべきだと私は感じました。といっても、日本ではそういった宗教はカルト扱いですが。

世界的には、まだまだ神の教えは真理だからで思考停止している人たちがたくさんいるでしょうしね。

そういう人たちが、この映画を観てどう感じるのかすごく興味があります。

映画を観た人と語りたいこと

この映画は、観終わった後に誰かと語りたくなるような映画でしたよね。観る人の立場、感性によってだいぶ解釈の変わってくる内容だと思いました。

数人で観に行って、感想を良いあったりすると盛り上がるでしょうね。

私は、映画はいつも一人で観に行くので正直今回は、寂しい思いをしました。笑

ということで、もし友人と観に行っていたらというのを仮定して、聞いてみたいポイントをまとめてみます。

もしあなたがキリシタンなら、踏みますか?

上でも述べましたが、学生のころなら踏むと当然答えますよね。

ただ、この映画を観たあとだと同じように答えられる人はかなり減るでしょう。

正直、私が当時の時代の隠れキリシタンだと考えるなら、踏めません。

理由はいろいろありますが、一番は自分の性格的にかなり感化されがちだからです。笑

人が良いと言うものは良く見えてしまうし、みんなが持っているものは欲しくなりますしね。

まだ、キリスト教が禁止される以前、爆発的に改宗者がでていたのなら自分もとなることは容易に想像できます。笑

もし、ロドリゴのように宣教師側の立場なら、信者になんて伝えますか?

劇中では、ロドリゴとガルペの意見は違っていました。ロドリゴは踏んで良い、ガルペはダメだと。

これは、かなり厳しい選択ですよね。

敬虔なクリスチャンであるなら、踏めということは難しい。宗教的な教えとの一貫性がとれなくなります。かといって、神様は沈黙です。答えを教えてくれません。

難しいですが、天国に行けるということを信じているのであれば、踏んではいけないという答えになる気がします。

メタ的な視点で、なんの責任もなければ当然、苦しい思いをするなら踏んで良いよとなりますが、一応史実に基づくフィクションですからね。

できる限り登場人物に感情移入すると私は、ガルペ寄りの判断をすると思います。

まとめ

160分という全部集中して観るのは難しいほどの長さですが、全然気を抜く瞬間はありませんでした。

そのくらいの没入感で観られる映画です。

自分はこれからもキリスト教を信じることはないですし、心の拠り所としてなにかに信仰心を持つこともありませんが、それでも語りかけてくるメッセージのようなものを受け取りました。

この作品は、かなり原作小説に忠実な内容になっているそうです。

これは、熱が冷めないうちに読まなけれということで、早速ポチっちゃいました。

今作で興味を持った方は、ぜひ原作の方もチェックしてみてください!

ネタバレ感想『恋のツキ』【3行で分かるあらすじ】

漫画

新田章の新作『恋のツキ』の登場人物やあらすじ、ネタバレを含む感想をまとめいます。恋人持ちのアラサー女性のリアルと15歳の少年との恋を描く。イラストとのギャップが大きいかなり危険度の高い漫画。

さてー!

独身アラサー女子の気持ちが気になって夜も眠れない立川あつです。

最近、女性視点で描かれる青年誌が増えてきている気がしませんか?

『私の少年』なんかは凄く有名ですよね。

この作品もその一つ。ジャンル的には、おねショタモノと言って良いのかな。

結婚を考えている31歳の女性が15歳の少年に恋をして、浮気に走ってしまうという少し危なっかしい内容の漫画になっています。

男にとって女心というのは、永遠の謎である訳ですがこの作品では、そんな謎を少しでも紐解くヒントが隠されているかもしれません。

揺れる恋心を描くという点では女性向け、生々しい欲求や性描写まで含めると男性向け。

男女関係なく楽しめる要素の詰まった作品になっている印象です。

試し読みもできる作品なので、気になった人はチェックしてみてください!

【作品情報】

『あそびあい』で知られる新田章のモーニング・ツーでの連載中の作品

青年誌と女性誌の中間的な作風になっている

現在、第2巻まで発売中!

登場人物

平(タイラ)ワコ

31歳、恋人との結婚を考えているごく普通の女性。クジで当たりを引き当てた時に幸せを感じる。

ふうくん

ワコと同棲中の恋人。子供っぽい性格。まがままで自分勝手なところがあるが、憎めない優しい一面も持ち合わせている。

伊古(イコ)ユメアキ

映画が好きなピュアな15歳の少年。引っ越しがちであまり友人がいない。

3行で分かるあらすじ

第1話 平ワコ31歳

平ワコは、30代を迎え結婚と出産を真面目に考える一方で、愛し愛されるメルヘンな世界観にも憧れている普通の女性。

恋人のふうくんは自分勝手な子供のような性格だが、年齢も考えると別れるという選択肢を考えることはなかった。

そんなある日、失業中にバイトしている映画観で15歳の高校生と出会い、ワコは心が揺れ始める。

第2話 夏祭り

映画館で出会った少年は学生証を落としていたが、ワコは探しに来ることを期待して密かに自分のポケットに入れてしまっていた。

案の定、その少年・伊古ユメアキは学生証を取りにくるも、渡したら終わりだと思うと返すことができなかった。

しかし、そこでイコくんがこちらに引っ越してきたばかりということを知って、夏祭りを案内することになりワコの気持ちはさらに揺れていく…。

第3話 浮気ってどこからですか?

学生証を返す際に、イコくんの気になっていた映画を観に行く約束を取り付けるが、ワコは2人で映画を観にいくことは果たして浮気になるのかどうか思い悩む。

答えが出ないまま映画を観終えたあと、路上での喧嘩を止めようとすることで、2人の距離感は少し縮まる。

涼みに入ったカラオケ店で、友人ができず女性ともデートする機会がなかったと打ち明けられたワコは、伊古くんを慰めようと試みる…。

第4話 にわか雨

急に店を飛び出した伊古くんに嫌われてしまったと思い込むワコ。

雨の中、家に帰るとふうくんがカレーを作って待っており、安心できる存在は彼だけだと実感する。

しかし、嫌われたはずの伊古くんからメールが届き、逃げ出してしまったことの謝罪と共に、また会いたいと告げられる…。

第5話 花いちもんめ

自分はふうくんに一番に選んで貰ったということを思い起こして、ワコはイコくんに対する思いを断ち切ろうとする。

会いに来た彼を見て「性欲旺盛なお猿さんだ」と割り切ろうとするが、彼はあくまで純粋だった。

ふうくんからの飲みの誘いがあるからと、その場を去ろうとしたワコであったが…。

第6話 振り子

気持ちが募るばかりのワコは、ふうくんに嘘を付いてイコくんと一線を越える決意をする。

ホテルに着きこれからというところで生理がきてしまったワコは、一方的にイコくんをいじる側になる。

ピロートークの中で、自分が本当にやりたいことなのはなんなのかと回想しているところで、不意にイコくんから告白される…。

ネタバレ感想

男の妄想では済まされない!危なっかしい浮気心

初心な少年が大人の女性との関係を…というのは、ありがちな男の妄想ですよね。ありがち過ぎて、エロ漫画にもならないレベルです。笑

ただ、この作品ではあくまで「大人の女性が少年に恋をする」という女性目線で描かれているのがポイント。しかも、結婚を考えている恋人がいると。

視点が変わるだけでこれだけ危険なかおりがするというのは、新鮮ですよね。

なんだか、禁忌を犯しているかのような背徳感もつきまといます。笑

本人もそれを自覚していながら、自分の気持ちを抑えきれずにどんどん接近していく姿は、正直賛否両論かと思います。

子供に手を出すなんてということもそうだし、恋人がいながらというのは特にですね。

女性からは、到底受け入れられない気もします。

ただ、実際はどうなんでしょうか?

私が男だから知らないだけで、以外と女性のショタコン的な趣味は一般的なのかもしれません。ジャニーズが好きな大人女性とかもたくさんいますしね。

それに、付き合っている男というのも典型的なダメンズよりで、少年を追いかけることを正当化するような要素が整っているようにも思えます。

案外、純粋に女性の妄想とリアルをなぞった作品でもあるんじゃないかと、私は感じています。

名前が独特な件について

主人公の名前が平ワコというちょっと変わった名前をしていますよね。

まあ、名前の多様性にケチをつけるタイプでもないので、しれっと読んでいたのですがSNSなんかを見ていると意味があるようでした。

平ワコを漢字にすると、平和子となります。無理に読もうとすれば、平和な子。まさにワコの性格を表すかのようなネーミングセンスですね。

これが、親の込めた思いなのか新田章先生の遊びごころなのかわかりませんが、すっかり最初の違和感がなくなりました。笑

そうなると、伊古ユメアキという名前にもなにかありそうなので、ちょっと自分なりに考えてみました。

漢字に直すと、伊古夢明。名前の部分を逆に読もうとすると明るい夢になります。

さらに、苗字のイコを逆に読むと、コイ。つまり恋ですね。

全部を無理やり逆から読もうとすれば、「明るい夢のような恋」とでもなるのでしょうか。

ちょっと、これは深読みですかね。笑

とにかく、名前には意味がありそうなので、こういうことでは?というアイディアが浮かんだかたは、コメント欄から教えていただけるとありがたいです!切実に!

よろしくお願いします。

まとめ

良いところも悪いところもお互い知っている居心地の良い彼氏vs明るい夢のような恋ができる15歳の少年。

どちらを選ぶのが幸せになれるのか?

正直軽々しくどちらだいうことはできませんよね。

もちろん、現実であれば浮気はダメだし、15歳の少年に手を出すのもダメです。

ただ、土壇場で引き当てたガチャガチャのレアは、なかなか捨てられるものではないのでしょう。

難しい問題です。

第2巻では、どうやら浮気がバレたという展開が待っていそうです。どちらを選ぶかではなく、両方失うパターンがあり得るやつ。

考えただけで、なんだか胸が締め付けられます。気になりますね。

映画『ネオン・デーモン』感想 強烈過ぎる美への執着とエログロと

映画-感想

1月13日より公開されている映画『ネオンデーモン』の感想レビューをまとめています。今年5作目の劇場鑑賞になります!

さてー!

サスペンスホラー大好き、立川あつです。

公開から5日ほど経っている平日の鑑賞だったんですが、劇場の席は半分以上埋まっており、なかなかの盛況でした。

事前情報など一切なしで観たのもあって、なかなかどういうタイプの映画なのか測りかねる作品でした。

正直、全部観てもよく分からないというのが本音です。SNSなんかでは、映像ドラックなんて言われ方もしています。

例えるならば、世にも奇妙な物語のホラー回を超アーティスティックな映像と音楽で表現している感じでしょうか。

安っぽい例えで、すいません。笑

ただ、分からないものを分かったように語るほどダサいものはないので、あくまで分からないなりに感じたことをレビューしていきたいと思います!

【作品情報】

『ドライヴ』でカンヌ映画祭監督賞を受賞したニコラス・ウィンディング・レフン監督 の作品

マレフィセント』のエル・ファニングが主演、キアヌリーブスやアビー・リーが脇を固める

これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことをそのまま書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!

3行で分かるあらすじ

誰もが羨む美貌を持った16歳のジェシーは、夢であるトップモデルになるために田舎から単身ロスに訪れる。

エージェント、カマラマン、デザイナーなどすぐにモデル業界の重要な人物の心をとらえチャンスを掴んでいくジェシーをみて、ライバルは嫉妬し狂気へと走りだす。

ジェシーもまた、自身の美しさを評価されることに取り憑かれ、純朴さを失っていく。

ネタバレ感想

美しさにまつわるおどろおどろしい空気感を超アーティスティックに描いている

ストーリーとしては、絶対的な美に取り憑かれた人たちが狂気へと走っていく姿を描くホラーといった感じでした。

ただ、そういった言葉では言い表すことのできないものを映像として表現した作品なのかなという印象です。

一つ一つの映像が、なんだかファッションショーを見ているような感じでしたしね。

そう。

なんだか、ファッション誌の編集長やデザイナーがモデル業界のホラー映画を撮ったらこうなりますという作品でした。

冒頭のジェシーがパーティーに連れ出されるシーンからして、なんだか幻想的な雰囲気を強調しまくりの演出。BGMの絡むシーンは、一切リアル感が排除されていました。

このリアルじゃない演出というのが、おそらく映画でしかできない表現ですごく印象的でした。

ただ、個人的にはその表現している世界観を全然追えていないというのが本音です。笑

例えば、ニュースでパリコレを見てもおしゃれなんだろうけど、感覚的にはあまりにも世界観が違いすぎて、そのおしゃれさを実感できないことってありますよね。

いうなれば、そんな戸惑いを感じてしまいました。

たぶん、その手の業界に精通している人であれば、この映画で表現されている世界観はすごく刺さるものがあるのかもしれませんね。

ただ、ストーリーだけ切り取って見ると、ホラーとしての恐怖を感じさせられる映画でもあります。

レズビアンのメイクの女性が、ジェシーとまぐわることを想像して遺体を陵辱するシーンなんかは、不気味すぎて目を背けたくなりました。

また、最後の吐き出された眼球を飲み込んでしまうのも、本能に訴えかけてくるよな恐怖がありましたよね。

ストーリー展開としては、後半にかけて急激にホラー色が強くなっていく感じで、官能的な表現も後半に集中しています。

この点に関しても、普通のホラーとは違うところですよね。

怖がらせるのが目的ではなく、結果怖かったと印象が残るように描かれています。

ここら辺もなんで?と考え始めると分からないことだらけで、たぶん相性の問題なんでしょうね。笑

感覚的にフィットしていないので、違和感だけが残ってしまう感じでした。

ファッションに疎い人たちは、私と同じような感覚の人が多いんじゃないかと思います。そうですよね?

美貌で得られる万能感は、ドラッグやお金以上か

女性たちが美に対してこだわりを持って追い求めているといういのは、一般社会でも当てはまることですよね。

男からすると、どうしてそこまでと感じることも多々あります。

ただ、美しさというのは持っているか持っていないかで、その後の人生の価値までも決めてしまうというのを女性は実感としてしっているんでしょうね。

だからこそ、こだわるしこだわりすぎて取り憑かれる人まで出てくる。

美貌を持っているというだけで、女性は根拠のない自信を持つことができるし、そこからくる万能感というのも測り知れないものがあるようです。

正直、美しさにまつわることに関して、蚊帳の外にいる私は普段全く意識することがないことです。

ただ、美というのは、ドラックやお金以上に人を狂わす。

そういった性質のものだというのは、この映画を見て嫌という程伝わってきました。

この映画では、モデル、ファッション業界なのでそういった真理みたいなものがより顕著になるんでしょうね。

劇中では、「美は世界共通の通貨だ」とまで言い切っていました。

ただ、言われて見るとその通りですよね。

美しさがあれば、お金を持っているいる男を動かすなんてことはたやすいことなのは、想像がつきます。

美しさを追い求める女性からの尊敬も。

男性の心も。

欲しいものは、すべて手に入ると言っても過言ではないかもしれません。

そう考えると、世界中で最も価値のあるものは女性の持つ「美」だというのが、正解のような気がしてきます。

なんだか、あれこれ考えているうちに話しが大きくなってしまいましたね。笑

最初はファッション業界というニッチな分野を扱った映画なのかと思っていましたが、ちょっと考えただけでも普遍的なテーマが見えてきました。

自分のアンテナの感度の弱さと思慮の浅さに若干落ち込んでしまいますが、これからネットやSNSなどにたくさんのレビューが出てくるかと思います。

まだまだ、見つけられていない視点などたくさんあると思う作品なので、逐一チェックしてこの映画に対する理解を深めていくつもりです!

まとめ

分からないことだらけですが、セリフやストーリーを追いかけるのではなく、映像、音響体験を重視している作品なのは間違いと思います。

どんな映画なのかというのを知りたい方は、是非劇場に足を運ぶことをおすすめしたいです。

ただ、監督はこの映画をナルシズムの祝福だと言っているそうです。

その言葉通り、作り込まれすぎた世界観に拒否反応が出てしまう人もいるかと思います。

ある意味、観る人を選ぶ作品なのでプロモーションビデオなど事前にチェックするといいかもです。また、評価の高い過去作品のチェックもした方が間違いないでしょう。

カンヌ映画祭監督賞を受賞している『ドライヴ』なんかは、U-NEXTで見ることができます。

『ネオン・デーモン』のテイストが好きだった人も、『ドライヴ』を観てこの監督独特の世界観を堪能してはいかがでしょうか?

ネタバレ感想『CROSS and CRIME (クロスアンドクライム)』【3行で分かるあらすじ】

漫画

葉月京の禁断のラブサスペンス漫画クロスアンドクライムの作品情報からあらすじ、ネタバレを含む感想までまとめています。かなり胸糞悪い性暴力を含む描写があるので苦手な人は注意してください。試し読みのできる漫画なので気になる人はチェック!

さてー!

年末に読んだ漫画紹介、第三弾です。

怖い系のものがメインだったのですが、この作品は怖いというより胸糞の悪い作品になっています。

内容としては、仲睦まじい2人の恋人とその2人に嫉妬する男の愛憎劇になっています。

ありがちな設定ですが、この男のセクシャリティの意外性がこの漫画の人気の秘密なのかなという印象。

元々大人向けの作品をリメイクしてヤングチャンピオンにて連載を開始した漫画です。

なので、かなり際どい官能シーンもたっぷりになっています。

読んでみれば、なるほどなと納得できるんじゃないかと思います。笑

なので、男性から昼ドラ的な愛憎劇が好きな女性まで楽しめる作品だと思います!

【作品情報】

  • ヤングチャンピオン秋田書店)にて連載されていた官能ラブ・サスペンス漫画
  • 葉月が別名義で手がけた成人向け作品『SEX CRIME』をセルフリメイクした作品
  • 2014年に発売された12巻で完結

☟『CROSS and CRIME (クロスアンドクライム)』で検索!

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登場人物

戸叶優香(とかの ゆうか)

矢崎の恋人で人気バンドのゼロサムゲームのファン。

矢崎 典一(やざき のりかず)

優香を恋人に持つ、新米新聞記者。ケイトとは、高校時代の軽音部の先輩にあたる。

佐伯敬人(さえき けいと)

ゼロサムゲームのヴォーカル。学生時代の先輩である矢崎を敬愛している。

3行で分かるあらすじ

♯1

新聞記者の矢崎は、かつて付き合いがあった縁から人気バンドのケイトを取材することになる。

優香がケイトのファンであったこともありその取材に同行させるが、矢崎に思いを寄せるケイトは内心良く思っていなかった。

取材後の食事の際、矢崎の悪酔いをケイトが介抱する形になり、優香が1人になったところをバンドのメンバーに無理矢理個室に連れ込まれてしまう。

♯2

優香はケイトのバンドメンバーということもあり、ある程度信用していたが突如襲われることに…。

矢崎はそんなことを知る由もなく、ケイトと昔話に花を咲かせていた。

帰宅後、ケイトは憧れの先輩である矢崎を奪われた優香に対する憎しみに1人悶え苦しむ。

♯3

ケイトへの取材で会社での評価はうなぎのぼりの矢崎だが、その後優香とは連絡が取れずにいた。

一方、優香は個室で襲われたことのトラウマから夜も眠れず苦しんでいた。

誰にも相談することが出来ずにつらい思いを1人で抱えた優香は、苦しみから逃れたい一心でガスを開きっぱなしにして自殺を図ろうとするが…。

♯4

気を失った優香は、子供の頃虐待を受けていた女の子との思い出を回想する。

間一髪のところをケイトに救われるが、自殺の原因になったバンドメンバーからの暴行の事実を知られていたことに驚く。

優香は、その出来事を忘れる決心をしたと伝えるが…。

♯5

同性愛者として描かれてきたケイトだが、追っかけの女の子・沙耶と接点を持っていた。

何もかも忘れる為にも大学生活に戻る優香だったが、いきなりケイトが再び目の前に現れる。

そして、また再び襲われた現場に連れていかれることになってしまう…。

♯6

優香が襲われたバーは、ケイトのバンドメンバーがファンの女の子と関係を持つ為の場所であることを伝えられる優香。

先輩の大切な人を守ることが出来なかったことを後悔しているという。

しかし、優香はケイトが自分にトラウマを忘れさせない為にここに連れてこられたことに気づいてしまう…。

♯7

新人記者の遺族から被害者の生前の写真を引っ張ってくる仕事で、ストレスを感じていた矢崎。

癒しのひと時に関係をせまるが、優香は襲われたトラウマが蘇り拒絶してしまう。

事情を知らない矢崎は、ショックを受けて憤りをぶつけるも翌日には、冷静になり後悔することになる。

♯8

矢崎と優香、ケイトの3人はプライベートでもよく遊ぶようになっていた。

しかし、矢崎の愛情や優しさを一身に受けている優香を見てケイトの嫉妬心は、高まるばかり。

そんなある日、ケイトはライブに遊びに来た優香の友達を打ち上げに呼び出す。

♯9

優香は友達があの店にいることを知り、慌てて現場に駆け付ける。

再び、バンドメンバーに絡まれるが、今度はケイトの助けもあり無事に店を後にすることができた。

ケイトは、他のバンドメンバーとは違うと確信する優香であったが…。

ネタバレ感想

複雑なセクシャリティが絡んでくるのが新鮮

ヴォーカルのケイトですが、彼のセクシャリティがこの作品の全てと言って良い気がします。

いわゆる愛憎劇なんですが、キャラ設定やストーリーなんかは恥ずかしくなるようなものが多いです。

自分はしがないサラリーマンだけど、昔の仲の良い友人が人気バンドのヴォーカルで…。

というのは、なんか一歩間違えるとちょっと痛いやつの友達自慢に見えてきますよね。笑

ただ、この漫画を面白くしているのはケイトのキャラクターにあると私は、思いました。

矢崎に想いを寄せるケイトを見て、「これは同性愛絡みの話かな…」と思いましたがそこからさらにもう一捻り。

実は、バイセクシャルでケイト自信も他のバンドメンバーと同じで、ゲスな人物だったと…。

あまり、表には出さないもののアイドルやカフェ店員などきっちり手を出していたことが最後に明らかになります。

ただ、男に関しては矢崎に対して一途な想いを寄せているという設定。

BLに興味があるわけではないのですが、いわゆる「男が好きなんじゃない、お前が好きなんだ」的な奴でしょうか。笑

ただ、このキャラクターの底が見えない愛憎劇というのが新鮮で飽きずに最後まで一気に読むことができました。

まとめ

決して後読感の良い漫画ではありませんでしたが、いままで読んだことのないタイプの漫画で刺激的でした。

三角関係なんかは少女漫画的で愛憎劇は昼ドラ、それでいてしっかり性描写や暴力描写も出てきます。なおかつ、男×男要素まであるので一体どこをターゲットにしてるのかとツッコミを入れたくなる部分もありました。笑

この複雑な人間関係が、この後どのように発展していくのか気になりますね。

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