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映画『ナラタージュ』感想/有村架純の濡れ場が見れるし不倫だけど許した

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✔映画『ナラタージュ』を観てきた感想

さてー!

不倫は絶対許さない男、立川あつです。

けど、これは許しました。

劇場についた時は女性率95%で完全に場違いかなと思っていたのは杞憂でした。

アラサー未婚弱者男性がナラタージュを一人で見に行くってなんかレディースの服を着て出かけるみたいな気恥ずかしさがあるんですよ(笑)

でも、全然楽しめます。むしろ意外すぎるくらい男でも受け入れられる映画でした。

不倫恋愛ってどうしても「結局それ不倫でしょ?」って突っ込みたくなるものばかり。不倫というキーワードだけでも倦厭しがちですけど、この映画はそういう嫌なものはほとんど感じませんでした。

それに、有村架純ちゃんの結構攻めてるぐへへな濡れ場も登場するし、男でも観ててだれませんよ、これは。まぁこんな見方してるのは少ないんでしょうけど(笑)

感想(一部ネタバレあり)

不倫だけど許せるかも

不倫といえば世間からは許されない行為ナンバーワンと言ってもいいゲスなやつ間違いないですよね。得てしてテレビドラマなんかでは、不倫が美化して描かれることもあって辟易してしまうことが多かったわけですが、この映画を観てもなぜかさほどネガティブな感情は出てきませんてした。

というか、それを上手く掻い潜るような絶妙なスートーリーやキャラ設定だったのかもと思っています。

 松潤演じる葉山と奥さんの関係ですが、当の奥さんは同居問題で心神喪失状態。そんな中で起きる放火・殺人未遂で2人の婚姻関係がどうあるべきかといのは完全に凍結されているようにも思えました

当然離婚だとも言えそうだし、奥さんが心神喪失で判断能力がないのに関係を解消するのはフェアじゃないとも言えそう。

その葛藤は十分理解に値するかなと思いました。しかも、その責任の一旦は葉山にもあるわけですしね。自分の中ではこのケースはセーフとさせて頂きます!

映画でしか見れない有村架純の濡れ場は必見

ある意味不倫よりゲスい男目線の話ですが、濡れ場はかなりエロかったですね。イケメンで優しいと思えた小野に強引にというのもそうだし、葉山との別れのシーンでの欲望溢れる一幕もとにかくエロい。

年齢制限がかかってないので、そこまで期待していなかったのですがラストでは、結構露骨な性描写になっていたので驚きました。正常位、対面座位、正常位と体位の変更が分かるくらいでしたし・・・

ただ、当然ですが肌の露出は少なかった。一回背中からの後ろ姿が見えますがお尻よりも上からですし、それ以降はいい感じに隠れるように撮影していました。

それにしてもかなり攻めていたと思います。

映画だからこそ見せられる過激な濡れ場。良かったですね。これだけでも観に行く価値があるんじゃないでしょうか。いや、間違いないやつですね。テレビ放送では間違いなくカットになるやつ。

男の悪者感はちょっと頂けない

これは男だからこそ気づくところかもしれませんが、色んな出来事の諸悪の根源が男側に偏り過ぎやしませんでしたか?

奥さんが凶行に走る原因になる親との同居も葉山に責任の一旦がある。小野との関係悪化も独善的な態度と歪んだ自分よがりの愛情によるもの。後半、演劇部の女の子が自殺するのも男の犯罪が原因。

結局のところ悪い方に向かう原因は男の側にあるパターンばっかりでした。なんか、ここが少し引っかかるところではありました。女性にとってはあるあると共感できることなのかもしれませんが、正直自分には見に覚えのない男の性質ばかり。

こんな男本当にいるのかねとちょっと現実感がありませんでした。

語りたいポイント

懐中時計が動き出したが…

この映画は現在からの回想で描かれてるのが特徴的な映画でした。時間が止まった懐中時計が最初に登場し、ラストのシーンで動きだします。これは、過去を断ち切って新しい恋愛をスタートさせることを示唆してるのは間違いないですよね。

ただ、一度止まった懐中時計を動かす為には、もう一度ネジを巻き直す必要がある訳で、これは誰が回したんでしょう?

個人的にはイケメンの後輩くんは止まった懐中時計には何かしらの意味があることを察して引いたし、当人は寝ていたので無理ですよね。となると後は葉山の生霊的な何かでしょうか?(笑)

まぁ、あくまで演出と言ってしまえばそれで終わりですがちょっと気になりました。

この不倫はセーフかアウトか?

個人的にはセーフと書いたのですが、ここはかなり意見の別れるところだと思います。芸能人の不倫騒動が後を絶たない昨今ですが、このような作品、あるいは今年だと昼顔といった不倫をテーマとした映画がヒットしています。これは叩かれはするものの、多くの既婚者にとって不倫が潜在的欲求としてあるのかもしれません。

今回のケースのようにその背後には何かしらのドラマがあってもおかしくない。それが良いか悪いかというのはかなり個人の感性によるところが多いのかも。皆さんは、ナラタージュで描かれる二人の関係はセーフだと思いましたか?それともアウトでしょうか?

 

最後に

 女性に人気の原作小説の作品ということもあり、全く接点もないし感情移入できる登場人物もいない映画でしたが個人的には凄く楽しめました。しかも女性は自分と重ねて見られる部分も多いだろうし、かなり楽しめたんじゃないかと思います。

行定勲監督の作品は『世界の中心で愛を叫ぶ』以来でしたが、恋愛映画の名手と言われるにふさわしい素晴らしい映画だったと思います。久しぶりにせかちゅー見たくなりますね。

エンディングの曲もしっとりとしたメロディーで良かったです。

 

ナラタージュ (角川文庫)

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