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ネタバレ感想『金の国水の国』は美しい絵本のような世界感に癒される漫画

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このマンガがすごい!2017年オンナ編第1位『金の国水の国』のレビューをしていきます!

私は、一度読み終わった後に、思わず読み返しちゃいました。この世界感にずっと浸っていたくて、離れたくなかったからです。

この記事では、どんなところが面白いのか?あらすじや登場人物の紹介をするとともに、ネタバレも交えての感想をお届けしたいと思います!

この作品では、絵本のような世界観のなかですれ違う二つの国と男女を描いています。ダークさがなく、ディズニー映画を観ているような安心感がある漫画です。

ピュアなラブロマンスや絵本のような世界感が好きな人には絶対にオススメの一冊です。

先に本編をチェックしたい人は、無料で試し読みもできる作品になっています!

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あらすじ

昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、とうとう犬のうんこの片づけの件で戦争になってしまい慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長に言いました。A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやりB国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい―――そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会い…!?

キャラクター

ナランバヤル

B国で技術者をしている口が達者な青年。国で一番賢いという訳ではない。

サーラ

A国のおっとりぽっちゃりなお姫様。国で一番美しいという訳ではない。

レオポルディーネ

A国の美しいけど、意地悪なお姫様。ムーンライトに心酔している。

ムーンライト

A国の左大臣。国で一番のイケメンで、役者をしている。

見どころ・面白いポイント

絵本のような世界感に癒されること間違いなし!

商業大国で水以外は、すべて手に入るA国。貧しいものの、水に恵まれ豊かな自然を持つB国。ピュアなお姫様に意地悪なお姉さん、そして悩める王。

このように昔ながらの絵本やおとぎ話を読んでいるかのような舞台とキャラクター設定を採用している漫画です。

完全な悪役というのが存在していない優しいお話なので心に毒がたまりせん。

ほっこりと癒されること間違いない世界観です。

単なるファンタジックなラブロマンスではない

表紙やあらすじからは、想像できないような幅の広いストーリー展開もみどころです。

主人公ふたりの恋愛を軸にしていながら、様々な社会的あるいは、政治的な闘争が描かれています。

A国とB国の歴史的な軋轢や分かり合えない国家間の価値観というのは、現実と重ね合わせて見てしまう人も多いはずです。

対立する二つの国の行方。果たしてどうなるのか?注目してください!

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ネタバレ感想

 ※このあとには、本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評といった類のものではなく、感じたことをそのまま書き出しただけで寄せ集めのようなものです。見に来ていただいた方には、友達に借りた漫画を返す時にあーだこーだ言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

すれ違いからのカタルシスが最高!

この漫画では、一貫して国と国。人と人のすれ違いが描かれいました。

A国とB国は、水路を作れば共存共栄できる関係性にあります。

また、ナランバヤルとサーラもお互いを思い合っていながら、ボタンのかけ違いがあります。

「どうしてこうも上手くいかないかな」とやきもきさせられながら読んでいたのは、私だけじゃないと思います。

しかし、悩める王の心を解きほぐして、国交を結ぶ決断をしてもらうシーン。

そして、ナランバヤルの嫁は猫でサーラの婿が犬だったということを共有できた瞬間。

この為に、山あり谷あり、回り道をしてきたんだなと実感しました。

なんだか長編映画を観終わった時のような満足感とカタルシスがハンパなかったですよね。

なんでこの漫画が、1位に選ばれたのかよく分かりました。

どんどん賢く美しくなっていく2人に惹きつけられる!

物語の始まりでは、ナランバヤルは国一番の賢さとは、かけ離れたイメージでした。なんだか、ぶっきらぼうで胡散臭い感じ。笑

サーラは、言うまでもなく可愛らしい女性ではありますが、国一番の美女ではありません。ぽっちゃりつしすぎでもあります。

こんな2人が話が進んで行くに連れて、最初の条件通りの存在に近づいていく。その姿は、ものすごく印象的で、心に残る素敵な言葉や出来事がたくさんありましたよね。

ナランバヤルに関しては、序盤のお姉さんの意地悪な質問、サラディーンは3人の王女の中から誰を選ぶべきかという質問に対する答え方が良かったですよね。

明確な回答ができない中で、巧みに本質を置き換えて納得させるシーンには、単なる胡散臭い男じゃない賢さ、と言うよりずる賢さを感じました。

ただ正直、意味は十分理解できない部分もありました。笑

あのシーンは、私なら残ったビスケットに気を遣えるような人、つまりサーラを選びますよというユーモアで、上手く答えることを避けたという解釈で良いんでしょうか?

こういうことだよと分かる人がいたら教えてください。是非。

そして、サーラに関してもB国でナランバヤルの嫁を演じたシーン。

完全アウェーで意地悪を言われる中でも、決して最後まで礼儀と気品を失わずにいた姿には、心の美しさを感じましたよね。

まとめ

私は、今回初めて岩本ナオ先生の作品を読みました。

優しさや誠実さが絵やセリフから伝わってきて、少女漫画というカテゴリーには収まらない作風の漫画家さんです。

一発でファンになってしまいました。笑

モブキャラまで愛すべきキャラクターを持っていいて、優しいタッチの風景、心癒されるときめきエピソード。

おとぎ話でありながら、リアリティまである振り幅の広さは、私の心を掴んで離さない魅力があります。

なんでしょうね。思いおこしただけでも心地よさと清々しさを感じてしまいます。

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